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がん保険に加入する前に!部位別にみた上皮内新生物の割合とは

2018.03.16
分類:ガン保険

がんはいまや2人に1人の割合でなる病気と言われています。がんを患った場合治療の長期化や、治療費が高額になるリスクを考えがん保険に加入する人は年々増加傾向にあります。
そこで部位別にみた上皮内新生物の割合や疾患率を見ながらどのようながん保険がおすすめか考えてみましょう。

 

【部位別にみた上皮内新生物の割合】


がん保険には多くの種類があり、腫瘍が上皮内にとどまっていて浸潤や転移しない上皮内新生物と、悪性新生物を対象にしている保険があります。
ここでは、がんの初期とも言われる上皮内新生物の場合で部位別にどのような割合になっているのかみてみましょう。
・子宮頸がん  44.4%
・膀胱がん  33.7%
・大腸がん  18.5%
・乳がん  10.5%
・食道がん  6.5%
これは国立がん研究センターの調査によるものです。
子宮頸がん、膀胱がんなどは約半数が上皮内新生物を占めていますが、胃がんや肺がんなどは数%と非常に低い割合となっています。

 

【がんの部位別患者数】


では次にがんを患った患者の中で部位別患者数を見てみましょう。
最も多かったのが、前立腺で、次いで乳房、胃、結腸、気管・気管支および肺となっています。
がんは、高齢になるほど疾患率も上がりリスクが高くなります。
また治療が長引くと、家計に大きな負担となりますので、医療費として十分な備えがない場合は保険に加入することをおすすめします。
特に前立腺がんは男性特有のがんで65歳以上の高齢者では増加する傾向にあります。
このようなことを踏まえ、がん保険を選ぶ時のチェックポイントについてみてみましょう。

 

【失敗しないがん保険を選ぶために】


まず一時金による保障が手厚いかという点です。
一時金はがんと診断された場合に支払われる「がん診断給付金」があります。
がん治療は思った以上に長期化する恐れがあり、セカンドオピニオンの費用や、交通費、検査費用など様々な費用が掛かりますので一時金が支払われると大変ありがたいです。
また再発するリスクも非常に高いのが、がんです。
再発した場合にも一時金が受取れるか、などはがん保険に加入する前に確認しておきましょう。
次にがんの治療法として先進医療を選択した場合、保険内で保障されるのかどうか大きなポイントになります。
先進医療を付加していてもその保障が一生涯続くのか、一定期間で終わるのかもしっかりと把握しておきましょう。
先進医療は保険が適用されず、高額な医療費は全て実費となりますのでこれらの保障があれば安心です。

 

【まとめ】


がんの部位別疾患率や、上皮内新生物の割合、保険の選び方は理解できたでしょうか?がんのリスクを考えると早いうちから加入しておくと保険料も安く安心ですのでぜひ自身にあったものを検討してみましょう。