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骨折後の内出血はいつまで続く?原因とその正しい対処法

2018.04.24
分類:その他
骨折をしたら、激しい痛みや内出血、むくみ、腫れなどが起こり、これらはいつまで続くのか不安になる人も少なくありません。骨折後の症状の一つ内出血について、いつまで続くのか、またその原因や対処法などをみてみましょう。

【内出血が起こる原因】

内出血は、皮膚の下の血管が破れて出血し皮膚の下に血がたまることによって皮膚の上から紫色のアザに見えるのです。一般的には怪我をした直後には、患部の腫れしか見られませんが、数日経つとアザとなり目に見えるようになります。 内出血が起こる原因はいくつかあります。内出血は、一般的には打撲で腫れが見られる場合は皮下に内出血が起こっているケースが多いと言われます。 骨折により内出血が起こる場合は、打撲に比べ骨からの出血が加わり出血量が多くなるというケースも見られます。

【内出血はいつまで続く?】

内出血をしている部分は見た目にも紫色のアザとなっているため、いつまで続くのか気になります。内出血は、血管が怪我や外傷によって破れて、出血した血液が皮下内にたまるため起こります。これらの出血が吸収されてアザが消えるまでには、数週間かかると言われます。 ただし骨折と一言でいっても、程度や範囲、重症度も異なります。足、指、手、骨盤など骨折した部位、本人の状態によっても治療方法や完治までの期間が異なりますので一概には言えません。 骨折がしっかりと整復、固定されていない場合は後遺症が残ることもありますので、焦らずに時間をかけて治していきましょう。

【内出血の予防と正しい治療法】

骨折は交通事故やスポーツだけでなく日常生活でちょっとした段差につまずいたり、転倒することでも起こる外傷です。 骨折の予防法として、特に足腰の弱った高齢者はすぐにこけたり、物に足をぶつけたりすることで内出血や骨折をしてしまいます。部屋の中には、転倒しやすいじゅうたんや電気コード、スリッパなどは置かないようにしましょう。 また、手足が不自由な場合は車いすなどを使用することも検討しましょう。 骨折治療の基本は、折れた骨をもとの位置に戻し固定することです。元の位置に戻すことを整復と言い、手術や徒手などの方法があります。 また骨を固定する場合は、ギプスや添え木を使う外固定と、手術による内固定があります。

【まとめ】

骨折後に数日してアザができた場合は、骨折した時に皮膚の中で内出血が起きたと考えましょう。 関節周囲の打撲や重度の打撲の場合後遺症が残ったり、完全に治らないまま固定されることもありますので早めに医療機関を受診しましょう。