軽貨物委託業者として運送業を営む場合、気になるのは手数料でしょう。
必要な経費はすべてドライバーが負担することとなりますが、委託業者として働くのならどのくらいの手数料を支払わなければならないのでしょうか。
そこで、業務委託費として支払う軽貨物委託業者の手数料相場について説明していきます。
軽貨物委託業者として運送業を営む場合、経費はすべてドライバーが負担しなければなりませんが、委託業者として働くのならマージンを負担することになります。
そして経費もすべて自己負担であり、特に燃料費高騰が大きな打撃となっているガソリン代の負担が重いことは注意しておきましょう。
マージンは委託業者により決定されますが、経費はドライバーが意識することで削減できる部分でもあるといえます。
委託業者として働く場合、手数料相場は10%~15%とけっして高いとはいえません。
中には売上の20%以上など、法外な手数料を請求する悪質な委託業者もあるため注意しましょう。
なお、軽貨物委託業者の業務委託費として支払う手数料は、
・紹介料 10~15%程度
・電算処理費 5千円程度
・トラックレンタル代 2~3万円程度
です。
たとえマージンが発生したとしても、委託業者に所属したほうが次のようなメリットがあると考えられます。
・仕事を安定して紹介してもらえる
・急用時に代わりのドライバーを探してもらえる
・トラブル発生に荷主との間に入って対応してもらえる
委託業者のマージンの相場は10%~15%と安くない金額ですが、初心者ドライバーは特に委託業者に所属することをおすすめします。
しかし法外なマージンを取る悪質な委託業者もあるので注意が必要です。
委託業者の中には法外なマージン(売上の20%以上)を取る業者もあります。
委託業者のマージンの相場は10%~15%になるので、それ以上のマージンの所は案件の紹介・電算処理費以外の何か付加価値があるのか確認しておきましょう。
単にマージンだけ高い業者には注意が必要です。
また案件の単価をあらかじめ下げて(中抜き)ドライバーに提示し、『うちはマージンが安い(5%程度)』などとドライバーを騙す委託業者もあります。
マージン料率は大切ですがマージンだけでなく、あくまでも手取りとしていくらになるかを確認して案件を受けるようにしましょう。