運送会社は、11月上旬~1月上旬の年末年始と、3~4月の引っ越しシーズン、さらに6月下旬~8月下旬の夏季休暇の時期は、物量が増えて繁忙期となります。
人手不足が深刻化している運送会社では、いつが繁忙期なのか確認し、対応できる準備をしておくことが必要です。
そこで、運送会社の繁忙期について、忙しくなる時期もあわせて簡単に紹介します。
運送業界の繁忙期は、クリスマス・大晦日・お正月などの年末年始です。
以下の季節商品が店頭に並ぶ時期であるため、11月上旬から1月上旬までは繫忙期となります。
・クリスマスプレゼント
・クリスマスツリー
・お歳暮
・おせち料理
・鏡餅
・しめ縄
・年賀状
インターネットの普及により、年賀状を出す人は年々少なくなっていますが、お歳暮など現場は混乱しがちです。
また、年末年始は食料品の買い溜めが増えるため、運送会社も忙しくなります。
引っ越しシーズンとは、主に3〜4月であり、新生活を始める方が以下の生活必需品を購入する時期です
・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどの家電
・椅子・デスク・ソファ・ベッドなどの家具
・食器や雑貨など
宅配便を使って届けられるため、引っ越し作業以外にも運送業務が発生し、運送業界も忙しくなります。
また、荷物の多くない単身者などは、引っ越し業者を使った荷物の移動ではなく、運送業者を利用しするケースも少なくありません。
お盆などの夏季休暇シーズンも、お中元や帰省・旅行による荷物と土産の配送で、運送業界を多忙にさせます。
帰省や旅行で荷物が多いときは、直接、届けてもらったほうが便利です。
もともとは荷物が少なかった場合でも、旅先で購入した土産などを届けてもらうケースもあります。
母の日や父の日、敬老の日などで、遠くに住む家族や親戚に贈り物をしたくなるイベント前後も、宅配便の利用が増えやすいといえます。
大多数の人は、プレゼントを購入して宅配便で送ります。
日数は限られるため、継続して忙しいわけではないものの、一時的に繫忙期になるといえます。
また、ECサイトの割引デーなども、宅配需要が増えて忙しくなります。
海開きシーズン・スキーシーズンなども、地域によるものの人や荷物の移動が多くなるため、運送業者の仕事も増えます。