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物流業界においてどのようにSNSを活用していくべきか

2020.11.24
分類:経営

インターネット社会となった今、物流業界でもSNSを活用した様々な活動や取り組みに注目していることでしょう。

その中でも注目したいのが「SNSsocial networking service)」で、インターネット上での交流を通しながら社会的なネットワークを構築するためのサービスです。

多く利用されているSNSには、Facebook・Twitter・Instagram・LINEなどが挙げられますが、一般の方が日常的なコミュニケーションを目的とする以外にも、ビジネスにおける重要度も高くなっています。

物流業界でのSNSの活用方法

物流業界においてSNSをビジネスで活用したくても、どのように利用すればよいかわからないという場合もあるでしょう。

活用方法はいろいろとありますが、たとえば次のような使われ方をしています。

SNSで再配達関連業務を円滑化

たとえばヤマト運輸などでは、LINEと連携して受け取る方が不在だったときなどに、LINEを通して不在通知を連絡する仕組みを構築しています。また、再配達を依頼したい場合でも、LINEを使って簡単に行うことができます。

SNSでブランドイメージを強化

海外の物流企業の中には、SNSを使って自社ブランドの認知度を高め、社員の満足度を上げるといった取り組みも行っているようです。

③社内SNSを活用した社員同士の情報共有

社内専用のSNSを設け、企業内で情報を共有できるような取り組みを行っている企業もあります。部署ごとに始めた新たな事業や、社員のビジネス上の特技などの情報をシェアし、企業自体を活性化させることを狙っているようです。

SNSを求人活動で活用

近年ではSNSを利用し求人活動を行う企業も増えています。

 

集客でSNSを活用するには

物流業界における顧客の多くは法人ですが、顧客を獲得するための営業活動も法人を対象とした手法が主となります。

しかし競争相手がいるため、効果的な方法や工夫を行わなければ営業の成果は得ることはできないでしょう。

そこでSNSを活用する物流企業なども増えていますが、営業手法として次のような取り組みを行っているようです。

SNSから自社ホームページへ誘導

自社のホームページを作成し宣伝を行えば、不特定多数の法人や個人に情報を提供することが可能となるでしょう。多くの方にホームページを見てもらうために、独自の情報などを盛り込んだサイトを作成し、SNSなどから誘導するといった方法が取られています。

SNSから誘導を促す場合には、サイト内に問合せフォームを設けておく、または予約プログラムを導入するといったことも行いましょう。

SNSで最新情報を発信

自社のホームページには詳細な情報を盛り込み、SNSには気軽にアップできる最新の情報を掲載して、親しみやすさをアピールするのも方法の1つです。

社員のコメントなどをアップすれば、見込み客との関係も近くなるなど効果的な営業が可能となります。

その上で自社のホームページのURLを埋め込むことや、サイトに掲載されている最新記事の紹介をするといったことも行うとよいでしょう。

③コミュニケーション用のツールとして

問い合わせ・予約・契約後など、顧客と密な連絡を行う手段としてSNSを活用する方法もあります。

友だち登録されている方には一斉送信で特典情報などを送ることもできるため、メルマガ同様の使い方も可能となるでしょう。