物流大学校とは、トラック協会主催の総合物流教育プログラムです。
物流と経営に関する知識を幅広く学ぶことができ、次世代の物流経営者や経営幹部を養成することが目的といえます。
厚生労働省主催の人材開発支援助成金の対象となる講座であり、講師を務めるのは、物流業界の第一線で活躍している実務経験者・学識者・物流経営士などです。
論文を提出し、試験に合格して本課程を修了すれば、全日本トラック協会から物流経営士が認定されます。
そこで、物流大学校や物流経営士について、資格取得方法をわかりやすく紹介します。
物流大学校講座とは、日本唯一の総合物流教育プログラムです。
物流と経営を包括的に学べる機会であり、物流業界の第一線で活躍する実務経験者・学識者・物流経営士が講師を務めます。
次世代の物流経営者や経営幹部として活躍するために必要な知識や技術を養成できる講座であり、論文の提出や試験への合格を経て本課程を修了できます。
修了後は、全日本トラック協会から物流経営士の認定を受けられ、学んだ知識を活かした経営などが可能となるでしょう。
物流経営士とは、物流現場でコンサルタントとして働くための資格です。
業界における業務効率化・コスト削減・安全性確保などを図る専門家といえます。
公益社団法人全日本トラック協会が、トラック運送事業が健全に発展するため、トラック運送事業の経営に携わる方の資質向上に向けて創設しました。
物流経営士は、物流企業・メーカー・販売業者などのいろいろな業界で活躍している専門家です。
企業の将来的な構想を考えながら、広く深く業界に関して学びたい方におすすめの資格といえるでしょう。
物流経営士の役割は、以下のとおりです。
・物流オペレーションの効率化
・コスト削減
・安全性確保
・ロジスティックスと経営の最適化
・輸送品質の向上支援
物流経営士は、全日本トラック協会が認定する資格です。
講座を受講後、試験に合格すると認定されます。
経営の基礎から物流の方向性まで、幅広い知識を体系的に学べるため、物流事業における最新事情を学びたい方にはおすすめです。
物流経営士の資格を取得したい方は、東京都トラック協会または中部トラック総合研修センターに問い合わせをした後で、物流経営士資格認定講座を受講しましょう。
なお、以下の受講資格を満たすことが必要です。
・都道府県トラック協会に加盟する会員企業に所属し、貨物自動車運送事業及び貨物運送取扱事業又は物流部門に関連する業務に2年程度の実務経験を有する
・資格認定講座実施機関等により前号に準ずると認められている