物流関係の仕事に就くために、通信教育などで必要な知識を学ぼうとする方は少なくありません。
たとえばロジスティクス管理の検定などで合格を目指すなら、通信教育で学び検定を受けることもできます。
自社が取り扱う製品やサービスに関する商品知識をもとにして、不特定・または特定の顧客に販売活動を行う仕事を行うのなら、必要な専門的知識を習得しておくとよいでしょう。
中でもロジスティクスは物流分野のモノの保管や輸送だけでなく、市場へモノを供給・回収することを指しています。
企業でロジスティクス活動を行うためには、企画・実施・統制というロジスティクス管理は欠かせません。そのための知識を習得するためには、ロジスティクス管理検定に合格するために学ぶことが望ましいといえるでしょう。
ロジスティクスの仕事とは、モノを輸送・配送・保管・荷役・包装・在庫管理するといった仕組みづくり、そして管理・運営です。
ビジネス・キャリア検定試験は主にロジスティクス部でロジスティクス企画や生産・販売計画・在庫状況の調整を行う需給管理、注文状況などを把握する業務管理を行う方を対象とするロジスティクス管理と、物流センターなどで荷役・保管、流通加工・包装、輸配送管理業務に従事する方が対象のロジスティクス・オペレーションに分けられます。
2・3級ロジスティクス管理では、
・物流の概念と物流管理
・在庫管理
・物流システム管理
・物流コスト管理
・物流情報システム
といった内容が試験範囲です。
2・3級ロジスティクス・オペレーションでは、
・包装・荷役・MH・保管
・輸配送システム
・国際輸送
・物流センター計画
・物流センターの管理と運営
についての内容が試験範囲となります。
BASIC級ロジスティクスでは、仕事の全体像を把握したり職場のコミュニケーションを円滑に図ったりなど、業務を行う上で必要な基本的用語やコンセプトなどの基礎知識を主な試験範囲としています。
物流業務に初めて携わるのなら、3級ロジスティクス管理で専門知識を体系的に学ぶとよいでしょう。また、2級ロジスティクス・オペレーションなら自分の知識量を確認することにも活用できます。