運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送会社で働く運転手の仕事内容とは?どのような人が向いているのか

2022.06.11
分類:リスク

運送会社で働く運転手はトラックドライバーとして、小型・中型・大型など様々な大きさのトラックを運転することになります。

配送・宅配・引っ越しなどいろいろな業務を行うことになりますが、運送会社によってどの業務を担当するかは違ってきます。

扱う荷物や車両の積載量、運転手に求められる免許や資格なども運送会社によって異なるため、トラックドライバーは具体的井どのような仕事をするのか、向いている人について説明します。

運送業で働く運転手の主な仕事内容

運送業で働くトラックドライバーは、小型・中型・大型など様々な大きさのトラックを運転することになります。

長距離輸送やルート配送、引っ越しなど担当する業務は運送業によって異なりますが、一般的に集荷・荷積み・荷下ろし・配送・配達・梱包・伝票作成などの作業が必要になることは共通しているといえるでしょう。

取得している免許によって、運転できるトラックの大きさは次のように異なります。

・普通自動車第一種運転免許…最大積載量が2.0トン未満

・準中型免許…4.5トン未満

・中型免許…6.5トン未満

・大型自動車運転免許…6.5トン以上

この中で、運送業の花形といわれる「大型トラック」とは、10トンクラス以上のトラックです。

業務により、「フォークリフト」を扱うことが必要になる場合もありますが、その際には「フォークリフト運転技能講習修了証」が必要になります。

他にも、灯油・ガソリン・ガス・薬品など「危険物」を運搬するのなら「危険物取扱者」の資格が必要となるなど、業務内容や移送・運搬するモノにより取得する必要のある資格や免許は違ってくるといえます。

 

運送会社の運転手として働くことでやりがいを感じられる人の特徴

運送会社の運転手として働く方が仕事でやりがいを感じることができるときとは、

・豊かな社会を支えていると感じられるとき

・車の運転が好きなため好きなことで仕事していると感じるとき

などです。

1人でトラックを運転する時間が長いため、煩わしい人間関係を避けたいという方や、そもそも車の運転が好きという方には向いています。

ただし運送会社の運転手は、

・「時間厳守」というプレッシャーを抱える

・業務時間が長いため食事や睡眠の時間が「不規則」になる

・荷積み・荷下ろしなど「肉体労働」も多い

といったことを踏まえておかなければなりません。

夜間にトラックを運転することや、トラックの中で睡眠を取ることもあるため、単に運転が好きで単独行動したいというだけでは務まらないといえるでしょう。

配送先では顧客とのコミュニケーションを取ることも必要であり、肉体的に負担もかかる仕事であることで体力がなければ長く続けることはできないことを十分理解しておく必要があります。