
運送会社では、セキュリティ体制を万全にしておくことが必要です。
顧客から荷物を預かり、指定された場所まで届ける役割を担う上で、荷物を守る物理的な防犯は欠かせないといえます。
また、近年、どの業界でもデジタル化が進んでいるため、サイバー攻撃への備えや機密情報を守る上でのセキュリティは重要です。
社会インフラとして、物流の役割は重要度を増しているため、セキュリティ欠如はサプライチェーン全体の停止を招くと認識しておきましょう。
そこで、運送会社が抱える課題や、求められるセキュリティ対策の種類を解説します。
運送会社の抱える課題として、宅配便などの現場においては、ドライバーの行動一つひとつがセキュリティ品質になることが挙げられます。
セキュリティ品質確保に向けて、たとえば置き配における誤配や盗難を防ぐ配達済状況の撮影記録や、鍵付き宅配ボックスの活用などが必要です。
ドライバー携行のモバイル端末の紛失や盗難に備えて、データ消去やリモートロックできるモバイルデバイス管理の導入なども欠かせません。
運送会社のセキュリティは、預かった荷物をそのままの状態で、情報を漏らさずに指定された場所まで届ける上で必要です。
事故が起これば、契約解除や損害賠償請求、社会的な信頼を失うことにつながります。
セキュリティ対策を怠れば、重大な経営リスクにつながることを認識し、以下のテクノロジー対応を進めましょう。
・物理的セキュリティ
・サイバーセキュリティ
・情報セキュリティ
運送会社では、荷物と車両の防衛などの物理的セキュリティ対策を進めましょう。
荷物を運ぶ過程において、倉庫や配送拠点では防犯カメラや入退室管理システムを導入はし、不審者が侵入しにくい外周フェンスを整備することも必要です。
GPSで車両をリアルタイム追跡し、デジタルタコグラフと連動した運行管理を行うことで、予定外の停車やルート逸脱を検知し、車両や貨物の盗難リスクを低減できます。
運送会社では、物流の流れを止めないためにも、サイバーセキュリティ対策を進めましょう。
運送会社を標的にしたランサムウェア攻撃も急増しているため、情報セキュリティマネジメントシステムを認証取得するなどの体制整備が求められます。
運送会社では、個人情報と機密の保持に向けて情報セキュリティ対策を徹底しましょう。
送り先である個人や荷主などの機密情報を扱うため、住所ラベル紛失や配送済み伝票の不適切な破棄で情報漏洩しないように注意が必要です。
処理徹底や電子伝票化によるペーパーレス化を進めましょう。