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物流の安全を支えるアンダーライターとは?運送会社を支える仕事を紹介

2026.07.01
分類:リスク

運送会社を支える仕事のうち、物流の安全を支える仕事がアンダーライターです。

 アンダーライターは、荷物が届くまでに、トラックや船舶のリスクを冷静に判断し、コントロールします。

 運送会社の事故や紛失、災害などの不測の事態に備えて、加入するべき保険やリスク許容を決定し、物流を守る存在といえるでしょう。

 そこで、物流の安全を支えるアンダーライターについて、運送会社を支える仕事を紹介します。

物流リスクを計算するアンダーライターとは

 アンダーライターとは、ロンドンの保険組合で契約書の下(アンダー)に名前を書いた(ライター)ことでついた呼び方です。

 運送会社において、アンダーライターは配送業務に潜む膨大なリスクを分析し、どの程度を保険でカバーすべきかなどを判断します。

 そのためには、運送会社がどの程度のリスクを許容するのか決めなければならないため、荷物の種類や配送ルートの道路状況、ドライバーの経験値や異常気象の発生確率などのデータを駆使し、損失を予測します。

  

アンダーライターの仕事

 アンダーライターは、統計学的な視点と現場の知識を持つ物流の目利き役といえる存在です。

 荷物の価値と危険度を判断し、特殊な荷物や高額な貨物でも引き受けてよいのか査定します。

 精密な医療機器・危険物・高級車などは、運送途中の事故が壊滅的な打撃になる恐れもあるため、梱包の適切さや特別防犯対策の必要性などを厳しく確認し、条件が合わなければ引き受けられない判断をします。

 アンダーライターの厳格な査定があってこそ、運送会社は経営を安定させ、荷主から信頼を得られるといえます。

  

 現代のアンダーライターの役割

 アンダーライターは、起こった事故の補償を考えるだけでなく、どのように事故を防ぐのかも検討します。

 過去の事故データから、どの時間帯にどの場所で事故が多く発生しているのか分析し、結果を運行管理者やドライバーへの安全教育につなげます。

 最新のドライブレコーダーや衝突防止システムなどの導入提案や、安全性を向上させるコンサル的な役割も担います。

 

 アンダーライターに求められること

 台風や豪雨などの気候変動や、国際情勢の変化による燃料高騰にルート制限など、運送業界に影響を与える外部要因は複雑です。

 自然災害において、配送の一時停止の基準策定や代替ルートの検討など、物流を止めない最善の守りの準備が必要といえます。

 安全に配送サービスが提供できるのは、裏側でアンダーライターが適切にリスクを管理し、物流コストを安定させているからといえるでしょう。