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軽貨物車とはどのような自動車?運送に使用するメリットとは

2023.04.08
分類:その他

軽貨物配送では「軽貨物車」が使用されます。

個人で仕事を頑張った分、報酬に反映されることが軽貨物運送業のメリットといえますが、使用される軽貨物車とはどのような車なのでしょう。

そこで、軽貨物車はどのような自動車なのか、運送に使用するメリットなどについて説明していきます。

軽貨物配送とは

軽貨物配送とは、「貨物軽自動車運送事業」のことで、軽バンなど軽貨物車を使って荷物を運ぶ仕事です。

ネットショッピングやフードデリバリーサービスで注文したものを運ぶことが多いため、軽貨物配送ドライバーは荷物を消費者の自宅まで届ける「ラストワンマイル」の仕事を担当します。

運送会社で正社員やアルバイトなどの雇用形態で働いても、受け取ることができる報酬は一定で、昇給のタイミングも年1度であることが多いといえます。

そのため独立し、個人で軽貨物運送をスタートさせる方も増えつつあるといえるでしょう。

 

軽貨物車とは

軽貨物車とは貨物量1トン以下の車両であり、軽トラックや軽バンなど軽商用車のことです。

軽自動車の一種であり、車両規格は基本的に一般的な軽乗用車と同じで、全長3,400mm以下・全幅1,480mm以下・全高2,000mm以下・排気量は660cc以下とされています。

燃費がよく、道路や駐車場などスペースが狭い場所でも扱いやすく、運転が不慣れな方でも乗りやすいことがメリットです。

軽貨物車にはトラックとバンの2つのタイプがあり、形状やサイズなども様々です。

中小企業や個人事業主などの小規模なビジネスに適した車両として利用されており、ネットショップの配送業務で使用されるケースも増えています。

 

軽貨物車を使うメリット

軽貨物車は小型で低燃費であることがメリットであり、自動車免許で運転できるため利用しやすいこともメリットとして挙げられます。

多様な業界で使われている車両であり、運送業以外にも小売業・建設業・農業・リサイクル業などいろいろです。

 

軽貨物車の選び方

軽貨物車を選ぶときには、重量・積載量・サイズ・運転しやすさ・コストなど様々な要素から判断しましょう。

運送業では荷物の搭載しやすさや、燃費などを重視する傾向が強いといえます。

さらに安全性と信頼性性は軽貨物車を選びに重要です。

 

適切な維持管理も大切 

軽貨物車の維持管理するためにも定期的な点検と整備が必要となりますが、適切に保守されなければ性能や耐久性に悪影響を及ぼします。

また、荷物の積み下ろしや荷役作業を頻繁に行うことで、内部が汚れやすくなるため、荷物を汚さないための清掃もしっかり行いましょう。