法人保険ラボ

流通加工とは

 「流通加工」とは、流通過程で商品価値を高めるための加工全般のことで、たとえば以下の加工が挙げられます。

 ・生鮮食品や繊維品の二次加工

・小分け包装

・値札付け

・鉄鋼やガラスの裁断

  

流通加工の作業

 流通加工は、流通過程において消費者などの利便性を高め、付加価値をつけるための一連に加工作業です。

 供給を効率化させるための作業といえますが、以下の作業を行います。

 ・包装

・検品

・タグ付け

・箱詰め

・ラベル貼り

・組み立て

・カッティング

・プレス加工

・梱包

 

それぞれ説明します。

 包装

 包装とは、説明書・カタログ・保証書などの印刷物や物品を封入する作業です。

 商品を袋や箱に入れて、消費者の手元に届けることができる状態にします。

 

検品

検品とは、不良品を除外する作業です。

商品に汚れや傷がないか、組み合わせや内容などが合っているかなども確認し、異常があれば補修します。

 

タグ付け

衣類や肌着などに値札やタグをつけることです。

ハノック・セキュラータッチ・セロテープなどの資材を使って、説明の札や販促用のPOPなどを付けます。

 

箱詰め

商品を指定の箱へ詰めていく作業です。

食品だけでなく、化粧品や衛生用品などもいろいろな箱へ入れていきます。

 

ラベル貼り

商品や製品に、説明や法定表示などのラベルを貼ります。

輸入品では、日本語に訳したラベルを貼るなどです。

 

組み立て

パソコン・家電製品・機械などの部品を組み立てる作業です。

材料や部品が工場から物流倉庫へと届き、一部や全体を組み立てます。

 

カッティング

専用の機械で木材やガラス材などを、決められた幅や大きさにカットします。

肉や野菜などスーパーに並ぶ生鮮食品のカットも含まれます。

 

プレス加工

アパレル物流で、スーツ・ワンピース・シャツなどの衣類のシワをアイロンで伸ばします。

 

梱包

 物品や商品を緩衝材や包装資材を使って保護し、輸送・保管・販売に適した状態にすることです。

 配送する商品を段ボールや箱に詰めていきます。