自転車を遠方に運びたいタイミングとは、サイクルイベントやサイクルレースへの参加、旅行先でのサイクリングなどいろいろあります。
特にレースなどで自転車を使用するときには、代用では対応できないため、乗りなれた自転車を遠方へ運ぶことが必要です。
そこで、自転車を運べるサービスや利用するときの注意点、引っ越しで運ぶ方法を紹介します。
自転車を運送するには、次の方法を利用します。
・宅配便を利用する
・輪行する(自転車を分解または折りたたんで専用袋に入れ、公共交通機関で移動させる)
・専用サービスを利用する
自転車の種類によって、運送する方法も異なります。
たとえば自転車や三輪車であれば、宅配便のサービス規格内で輸送に適した梱包がされていれば発送できます。
ただし電動アシスト自転車やフル電動自転車は、小型車両の扱いとなるため陸海上輸送で運ぶことになります。
そのため自転車の運送は、次のいずれかを選択することになるでしょう。
・ダンボールを用意して緩衝材を入れる
・自転車を設置できる構造のダンボールを購入する
運送会社によっては、緩衝材が中に備わっている自転車輸送用の箱を購入できる場合もありますが、金額は数千円または数万円など種類によって異なるといえます。
自転車の運送サービスを利用するときには、次のことに注意しましょう。
・輸送中のパンクを見落とさないようにタイヤに空気を入れておく
・フレームやハンドルなど破損部分は緩衝材で二重に保護する
・使わなくなったタオルや新聞紙などで隙間を詰めて箱の中で各パーツが動かないように固定する
・配送途中で封が開封しないように厳重にテープで留めておく
引っ越しで自転車を運ぶとき、以下の方法が利用できます。
・宅配便で送る
・引っ越し業者に依頼する
・トラックを手配する
・自身で乗って運ぶ
引っ越し業者への依頼は、他の荷物と一緒にトラックに乗せてもらう方法がもっともおすすめです。
スムーズに引っ越し先まで運ぶことができますが、数台の自転車がある場合は追加料金が発生することがあるため、前もって確認しておきましょう。
また、自転車の梱包はタイヤに空気を入れ、タイヤやペダルなどのパーツを取り外し緩衝材で保護しておきます。
本体とパーツをダンボール箱に入れ、テープで留めて運ぶとよいでしょう。