物流業界をけん引し続ける業績上位の企業の特徴とは？
どのような業界においても大手企業は、その業界を形成する上で重要な存在となります。
大手企業を知れば業界を知ることに繋がりますし、たとえば大手物流企業を知れば物流業界の内容や現在のトレンドまで知ることもできるでしょう。
そこで、現在業績が高く物流業界をけん引し続ける大手企業にはどのような会社があるのか、いくつかご紹介していきます。
物流業界で業績上位の企業とその特徴
まずどのような企業を大手企業とするのかは、判断する指標によって異なるでしょう。規模や知名度などはもちろんですが、売上高など業績で判断することも大切です。売上高が高い企業なら物流業界で活躍できているといえるので、業績の高い企業を知ることで経営戦略のヒントを見つけることができるとも考えられます。
今後の企業経営のためにも、物流業界で業績が上位を誇る企業と、その特徴などを把握しておきましょう。
日本郵船
海運業界の大手ですが、活躍の幅は広く国際海上運送業を主とした総合物流事業である不定期専用船事業から、一般貨物輸送事業、客船事業、さらに不動産業まで行っています。
海・陸・空を結ぶ総合物流企業であり、世界には38か国447か所という物流拠点があるのも大きな特徴です。
日本通運
物流業界最大手で、こちらも陸・海・空すべての経路においての物流を行い、巨大な事業規模を誇ります。
倉庫、通関、情報処理などの関連事業なども幅広い領域で活躍しており、日本全国1千を超える支店と営業所があります。さらに海外にも611の拠点を所有しているグローバル企業でもあることが特徴です。
ヤマトホールディングス
企業規模はもちろんのこと、クロネコヤマトの宅急便という知名度の高いブランドを持つ宅配業界最大手です。
他にもデリバリー、BIZ-ロジ、e-ビジネス、フィナンシャル、オートワークスなど様々な事業を行っており、労働環境の改善にも積極的であることが特徴といえます。
SGホールディングス
佐川急便で有名な企業で、ヤマトHD同様に宅配事業で知名度の高さを誇ります。
デリバリー、ロジスティクス、海外・国際事業、そして不動産事業など幅広い領域で活躍する企業でもあることが特徴です。
日立物流
システム物流事業に始まって、企業物流システムの管理・構築を主に行っています。
自社物流はもちろんのこと、他の企業に物流を合理化するための提案なども行う物流コンサルティング業も実施しています。
資源調達、生産、販売、リサイクルまで合理化させるだけでなく、環境に配慮しながら行う取り組みで信頼を勝ち取っていることが特徴です。
