運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

物流の流れで欠かすことのできない封入作業を請け負うサービス

2020.07.14
分類:その他

物流の流れにおいて提供するメーリングサービス(封入・封緘)とは、発送する予定の封筒の中に必要な資料を入れて封を閉じる作業のことです。

封入するのはイベントなどの説明会のチラシや会報誌など様々ですが、手間のかかる作業だけに便利に利用されています。

各種メールやカタログを代行して発送

季節ごとの商品や通信販売用のカタログ、イベントや行事の案内、バーゲンやセールの案内、展示会など来場者に対するお礼状、会報誌、入学案内など、不特定多数の方にメールを送る場合、まずはこれらの書類を封筒に入れて封を閉じることが必要です。

それだけでなく、宛先データをPCに入力し、宛名ラベルを印字した後で貼付する作業も必要ですし、郵便物の郵便番号区分や郵便局への差出など、面倒だと感じてしまうこともあるでしょう。

このような場合に利用してもらうとよいのがメーリングサービスで、メールの作成から差出までを引き受ける形となります。

 

発送タイミングに合わせた対応

メールを発送するタイミングは、毎日という場合もあれば、週ごとや月ごと、隔月、4半期や季節ごとなど様々です。

そのような場合にもわずらわしいダイレクトメールなどの封入・封緘の手間を引き受け、ゆうメールなどを利用すればコスト部分でもさらにメリットとして感じてもらえることでしょう。

 

宛名をデータ化してラベルの作成

メールの発送相手は、顧客という場合もあれば会員、同窓生、新入生などいろいろです。いずれの場合も希望のデータ形式で入力し、デジタルデータ化したものをもとにして宛名ラベルの印字作成・発送まで行うので事務的な作業を軽減してもらうために役立ててもらえます。

定期的なメールであれば大型封入機を使うことによって高速・大量処理が可能となるでしょう。機械で封入できない形状のダイレクトメールなどは、丁寧に手作業で封入することとなります。

 

大手が行う封入サービスの内容

ヤマトロジスティクスなどではセレクティブ封入といって、ターゲットとなる年齢や性別などの属性に合わせ封入物やサンプルを組み合わせ、無駄なくレスポンス率の高い販促活動を可能とするサービスを提供しています。

定型封筒から角2封筒まで幅広いサイズに対応できる自動封入機があるため、納期の大幅短縮なども実現しているようです。

さらにオンデマンド印刷といって、宛名台紙以外に申込用紙、注文・払込票、請求明細・封筒、チケットなどいろいろなドキュメントを印刷することにも対応しています。

面倒で手間がかかる作業と考えられているからこそ、ニーズに対応できるサービスの提供が求められていると考えられます。