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物流業界で売上高が高い大手企業5社とは?

2020.10.25
分類:その他

物流業界の中でも売上高が高い企業は、誰もが知るといってよいほど名が知られています。中小で物流企業を営んでいる会社も、いつかは大手企業のように…と考えていることでしょう。

ただ売上高の高い企業は、1つの事業だけに絞らず様々な事業も手掛けながら企業規模を拡大させているようです。

では実際に売上高が高い大手企業は、どのくらいの売上で日本や世界にどのくらいの拠点を保有しているのでしょうか。

売上高が高い物流企業は、まさに物流業界を牽引している企業とも言い換えることができますが、中でも特に売上高の高い企業5社とその特徴などをご紹介します。

日本郵便

物流業界で売上高が1位なのは日本郵便で3,881,943百万円です。

資本金は4,000億円、従業員数も約20万人という数からみても、その規模の大きさが確認できます。

郵便業務だけでなく、銀行窓口業務や保険窓口業務、印紙の販売や地方公共団体から受託業務などを行っています。

物流業界の中でもリーダー的な存在といます。

 

日本郵船

日本郵船も売上高2,183,200百万円となっており、国際的な海上運送業を主としながら総合物流事業を行っています。他にもターミナル関連事業、海運周辺事業、不動産業などで幅広く活躍していることが特徴です。

世界でトップクラスの規模を誇る海運会社であることも魅力といえるでしょう。

 

日本通運

日本通運の売上高は1,995,317百万円となっており、主に自動車輸送、鉄道利用輸送、海上輸送、船舶利用輸送、利用航空輸送などを行っています。他にも倉庫、旅行、通関、重量品・プラントの輸送・建設、特殊輸送、情報処理・解析など、物流事業全般や関連事業を手掛けている企業です。

世界でも43か国で事業を展開していること特徴で、陸海空の物流手段を保有しています。

 

商船三井

売上高は1,652,393百万円となっており、世界的な規模で不定期船、各種専用船、油送船、LNG船、コンテナ船による海上貨物運送などを行っています。

1884年に創立された歴史の長い企業で、海外にも約50の拠点と約450のグループ会社を持っています。

 

ヤマトホールディングス

売上高1,538,813百万円で、デリバリー事業、BIZ-ロジ事業、ホームコンビニエンス事業、e-ビジネス事業、フィナンシャル事業、オートワークス事業など幅広いシェアで事業展開していることが特徴です。

宅急便事業では日本中の物流を支えているといえるほどであり、今後の事業拡大や他事業のサービスにも期待されています。