運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業をフリーランスで始めることは可能?

2021.08.18
分類:その他

フリーランスとして運送業を始めたいという場合、軽貨物ドライバーとしての働き方がおすすめです。

会社に所属するのではなく、フリーランスや個人事業主でドライバーとしてなら、時間に縛られることなく自由な働き方ができます。

会社に所属するこの不満を解消

運送企業に所属するドライバーの場合、長時間拘束されたり体力的にきつかったり、好きなときに休みが取れないといったことに不満を感じることもあるでしょう。

また、他の従業員との人間関係に悩みを抱えるケースもあるため、個人でフリーランスとして働く形が注目されているといえます。

 

軽貨物ドライバーとしての働き方

軽貨物ドライバーとしての働き方は、主に3種類あります。

運送会社と雇用契約を結び社員として働く

業務委託契約を結んで委託として働く

個人で自由に仕事を請け負うフリーランスとして働く

という方法です。

この中でも「委託」または「フリーランス」が多く、委託であれば運送により得た売上げそのものが収入になるのではなく、売上から運送会社にロイヤリティなどを支払い除いた金額となります。

フリーランスで運送マッチングサイトを利用した場合には、仲介手数料を除いた金額が収入です。

他にも車の購入費・レンタルリース費・車検代・保険料・ガソリン代・税金・駐車場代など、、保険料なども自己が負担します。タイヤやオイル、バッテリーなども定期的に交換しなければなりませんが、それらの費用も自己負担となる点は留意しておきましょう。

なお、これらの費用は経費として扱うことができます。

 

フリーランスドライバーと荷主をつなげるサービスを活用する

物流版Uberとして「PickGo」なども注目されつつありますが、荷主とドライバーをマッチングするサービスのことです。

空き時間に仕事ができるメリットがあり、評価制度により仕事を増やすこともできます。

全国各地から配送依頼が増加しているため、フリーランスのドライバーとして働きたいなら有効活用できるといえるでしょう。

たくさんの中間プレイヤーが存在する中、荷主とドライバーの情報を取り次ぐだけにとどまらず、直接つなげてくれるのがメリットです。

運送業界特有の多重構造のない状態で仕事を請けることができますし、配送を依頼するののも中小企業から大手企業まで幅広いため、いろいろなつながりを持つことができます。

フリーランスで運送業を営みたいと考えるのなら、このようなマッチングサービスもうまく活用するとよいでしょう。