バイクを持っている方など、引っ越しのときにはどうやって新しい住居に運べばよいのか迷うこともあるようですが、そのほとんどが運送会社に別途依頼するのがよいのか引越業者に輸送してもらえばよいのかなどでしょう。
自分でバイクを運ぶことも可能ですが、高速道路を走行できるのは排気量125cc超のバイクからなので、125cc以下の原付などは一般道路を走らなければなりません。
ミニバンや軽トラックにバイクを載せれば、高速道路を使ってバイクの輸送が可能ですが、対応可能な車両を保有していなければ不可能です。
このような場合、バイクを運ぶことを専門とするバイク輸送業者に依頼すると、運ぶ手間や時間を省くことができます。
バイクを運ぶときには、バイク輸送業者なら本人がバイクを運転して運ぶ時間や体力の負担を抑え面倒もなくなります。
特にバイクを大切に扱っている方は、忙しい中で長距離を運転しなければならず、事故などのリスクに不安を感じていることもあるでしょう。
直接バイクを運転するのではなく車に載せて運ぶ場合でも、しっかりとバイクを固定できていなければバイクが転倒しボディの傷や破損の原因となります。
このような場合でも、バイクの運送を専門とするバイク輸送業者であれば、安心・安全にバイクを運ぶことが可能です。
さらに貨物損害保険に加入しているバイク輸送業者が多いので、万一のときにも備えることができます。
確かに引越業者もオプションなどで車両の輸送も行っていますが、別途料金や仲介手数料などはかかります。
また、対応可能な引越業者を利用しなければ、いずれにしても引っ越しとバイク輸送は別に依頼しなければならなくなるでしょう。
バイクは道路交通法により区分される場合もあれば、道路運送車両法で分けられるケースがあります。
道路交通法の二輪車の区分は、
原動機付自転車(50㏄以下)
普通自動二輪車(50㏄超400㏄以下)
大型自動二輪車(400㏄超)
の3種類です。
バイク輸送業者により対応可能とするバイクの種類は異なる場合もあり、たとえばフェリーを伴う輸送などではスタンドがなければ対応不可となります。
バッテリーあがりやエンジントラブルへの対応などもできないため、その点も理解した上で依頼してもらうことが必要といえるでしょう。