物流・運送業界では忙しい時期になるとピッキングや仕分けのアルバイトを募集することもあります。
しかしピッキング作業といわれても、具体的にどのようなことをするのかわからないという方も少なくありません。
主に物流倉庫で行う仕事ですが、どのような業務を担当してもらうことになるのか、わかりやすく説明するためにその内容を説明していきます。
まずピッキング作業とは、注文書に従い倉庫内の品物から注文されたもの・数を集める作業のことです。
その後、梱包や発送する準備をする一歩手前の大切な工程といえます。
そして仕分け作業は、倉庫内の荷物を決められたルールに従い分けることです。
仕分け作業により倉庫内が整頓されるため、積み荷を作りやすくなりピッキングの際に必要な商品を探しやすくなります。
ピッキングは梱包する中身を選ぶのに対し、仕分けでは梱包されたものを分けることを意味します。
どちらも物流をスムーズにするための重要な作業であすが、特別な資格や技能は必要ないためアルバイトで働きたい方でも担当できます。
ピッキングは渡されたリストに従い作業を行いますが、商品をまとめたりカゴに入れたり、ベルトコンベアーに流すといったことを行います。
検品や梱包という次の作業に引き継ぐために必要ですが、いろいろなものをピックアップすることになります。
指定されたものを指定数集めていくことが仕事なので単調な作業を繰り返すことが得意な方に向いていると考えられます。
ただし次々に作業を行う必要があるため、正確さと迅速さが重要となります。集中力を維持しながら、スピーディにミスなく、工夫しながら仕事をできる方が活躍しやすいといえるでしょう。
さらに倉庫の規模によるものの、庫内の商品を集めなければならないため、体を動かすことが好きな方のほうが安心です。
また、作業は単独で行うものの、他の作業をしている方との連携も必要となるため、コミュニケーション能力も必要です。
ほとんどの物流倉庫ではシフトを柔軟に組んでいることが多いですが、ある程度、時間に融通が利きやすい方のほうがよいでしょう。
夜勤など担当できる方なら高収入ものぞめるため、アルバイトで稼ぎたいと考える方ならモチベーションを維持して働いてもらいやすいと考えられます。