運送業で働くドライバーにも種類があります。
大型・中型・小型など、トラックの大きさによってもドライバーの種類は異なりますが、それぞれの仕事内容と特徴について説明していきます。
大型トラックのドライバーは、指定された荷物、荷揚げ場所から荷卸し場所まで配送することが主な仕事ですが、長距離を走行することが多いため勤務時間が不規則になりがちです。
トラック内で仮眠をとることも多いため体力も必要であり、大型トラックを運転する経験も必要といえます。
ただ、トラック内で過ごす時間が多い仕事のため、できるだけ人と接触する仕事は避けたいという方には向いているといえるでしょう。
なお、大型トラックドライバーとして働くには大型自動車免許(11t以上)が必要です。
主要都市にある集配所・荷揚げ場所・荷卸し場所に荷物を運ぶことが主な仕事であり、フォークリフト免許を取得していれば荷物の揚げ卸しも兼任することがあります。
大型トラックドライバーと異なり、基本的に日帰り可能な距離で仕事をすることが多いといえるでしょう。
中型トラックドライバーとして働くには、中型自動車免許(5t以上11t未満)が必要です。
普通免許を取得していれば運転できるトラックで荷物を指定のルートへ配送する業務が多く、集配所から集配所までルート配送するケースもあれば宅配業務など運送会社により業務内容は異なります。
大型トラックや中型トラックで主要都市から配送された荷物を各エリアに分配することが主な仕事ですが、やはり普通自動車免許を取得していればドライバーとして働くことができるのは魅力といえます。
指定の場所に軽量の小包や封筒などの荷物を届け、集荷依頼に応じ荷物を預かりにいくことが仕事です。
軽貨物配送ドライバーも普通自動車免許があれば可能ですが、宅配で扱うことのできる荷物の大きさは、3辺合計180cm以内・重量30kgという決まり従う必要があります。
所属する運送会社や集配所から指定の場所に比較的軽量の小包や封筒などの荷物を届ける仕事であり、集荷依頼があれば荷物を預かりに行くこともあります。
軽貨物配送ドライバーと同じく、普通自動車免許があれば可能であり、決まった営業エリアで同じルートを担当することが多いといえるでしょう。