引越しをするときには、新居へ入居するタイミングにより、一旦、荷物を預かってほしいと考える利用者も少なくありません。
そのようなニーズに対応するように、「引越しの荷物預かりサービス」などを展開している運送会社も少なくありません。
そこで、荷物を預かって保管するサービスの種類と、それぞれの特徴について紹介していきます。
引越しの荷物一時預かりサービスは大きく以下の3つあります。
・引越し業者の「荷物預かりサービス」
・宅配収納サービス
・トランクルームの「レンタル倉庫」
それぞれのサービスによって特徴や利用条件など異なるため、引越し内容や状況によりどのサービスが合うか判断することが必要です。
既に新居が決まっている方などは、引越しの業者の「荷物預かりサービス」が便利です。
引越し業者に依頼するだけで、配送手配と保管先手配が可能となることが理由といえます。
旧居から倉庫に配送
倉庫での荷物預かり
倉庫から新居に配送
という3つの手配を同時に行うことができるため、手続などが簡単であることがメリットです。
ただし多くの引越し業者では、サービス利用の条件として、新居の住所が決まっていることなどを設けていることが多いといえます。
まだ新居が決まっていない方で、長距離の引越し予定がある場合には、「宅配収納サービス」が便利です。
宅配便を使い荷物を倉庫に入れておき、必要なタイミングで宅配便により取り出すサービスです。
全国対応している業者の利用で、全国どこでも荷物の預け入れと引き出しが可能となります。
最低利用期間が2か月から6か月など、期間が決められていることもあるため、新居を決め入居するタイミングを予測することが必要となるでしょう。
新居が決まっていない方のうち、近距離での引越しを予定しているのなら、トランクルームやレンタル倉庫も利用しやすいといえます。
屋内または屋外の貸倉庫・物置を借り、24時間荷物の出し入れが自由にできます。
ただし業者によって、鍵代や解約手数料など発生する場合があるため、事前確認しておいたほうがよいでしょう。
自分で荷物を運搬できる近距離での引越しのときには利用を検討すれば、運送業者を通すことなく自由に荷物の出し入れが可能となり便利です。