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運送業でも増えつつある女性新入社員はドライバーとして活躍可能?

2022.03.21
分類:その他

夫婦共働きの世帯が増えたり女性がキャリアアップを狙ったりと、女性の社会進出が目覚ましくなったといえますが、運送業のドライバーはまだまだ男性がメインの職業といえます。

しかし昨今では女性も運送業のドライバーとして働くケースもめずらしいことではなくなりましたが、女性の新入社員を迎えドライバーとして活躍してもらうことは可能なのでしょうか。

そもそもドライバーはどのような仕事を担当するのか

運送業のドライバーの主な仕事は、配達する荷物をトラックに積み込み、目的地まで安全・確実に運ぶことです。

そのため女性がドライバーとして働く場合でも、対象となるトラックを運転できる免許を取得できることに加え、荷物をトラックに積み込む体力などが求められます。

 

ドライバーの2つの種類

運送業のドライバーにも種類があり、まず1つ目は拠点とするエリア50キロから200キロ圏内で仕事をする「地場ドライバー」です。

そしてもう1つが、中距離を含め片道300キロ以上、運転する「長距離ドライバー」ですが、どちらも性別による制限がある仕事ではありません。

女性がドライバーとして活躍したいなら

トラックを運転するときには車両によって必要な運転免許が異なります。

小型・中型・大型・宅配用などトラックにも種類があり、小型・軽貨物・宅配用のトラックなら普通免許があれば運転できます。

しかし中型トラックは中型自動車免許、大型トラックは大型自動車免許がなければ運転できません。

普通免許だけ取得している女性新入社員が入社してきた場合でも、中型や大型の免許を取得するためにかかる費用をサポートする運送会社もあります。

 

女性でも運送ドライバーとして活躍は可能

車の運転やトラックが好きな方にとって、運送業でのドライバーとしての仕事は天職ともいえるでしょう。

最近では技術が向上したことで、ドライバーの力仕事の割合も減少傾向にあります。

荷物の積み下ろしもフォークリフトで行うことに加え、近年ではECサイト利用による個配が増えたことも関係し、比較的軽量の荷物を扱うことも多くなっています。

力仕事が苦手な女性新入社員でも、トラックのドライバーとして働きやすい環境になったとも考えられるでしょう。

また、最近ではサービスを重視傾向も高まっているため、細やかな気配りと質の高い宅配ができる女性ドライバーへのニーズも高まりつつあります。