運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業でデスクワークがメインとなる配車管理の仕事内容とは

2022.03.22
分類:その他

運送業で働くドライバーは、トラック車内にいる時間が長いといえますが、配車管理の仕事はデスクワークがメインとなります。

配車管理の主な仕事は、

ドライバーへ配達状況を指示すること

運行状況・交通状況を確認し適切な配車ルートを割り出す

他社の配車係と連携すること

などですが、運送業でも大変重要や役割のため、具体的にどのような仕事内容なのか説明していきます。

デスクワークメインだからこその気づき

配車管理では、荷物の積み忘れや積み残しがないように管理することの他、渋滞・通行止めなど道路事情のトラブルを回避できるルートを探すことや、他社の配車マンと協力しながら問題を解決したりなど業務は多岐に渡ります。

限られたドライバーに有効に動いてもらうため、効率的に荷物を届けてもらうために、ドライバー全体の頭脳といえる立場で業務を行うことが必要です。

誰にでも担当できる仕事ではないため、配車管理の担当者を選ぶときにはその適性についても注意が必要といえます。

 

配車管理の担当者を選ぶとき押さえておきたいポイント

配車管理の担当者といえば、デスクワークがメインで、常に考えることが必要な仕事だと思いがちです。

しかし体を動かすドライバーと比べれば、比較的業務は軽いというイメージですが、誰にでも担当できるわけではありません。

主に配送管理を担当する方には、次のような適性があることが望ましいといえるでしょう。

ドライバーの性格・能力など見極める力がある

配車管理の仕事といえば、トラック全体の状況を把握しながら、ドライバーに仕事を分担させることがメインです。

ただ、それぞれのドライバーの性格・能力・態度などを把握しておき、もっともよい配分を決定する能力が求められます。

ドライバーから不満の声が漏れないように、公平に仕事を割り振るためには、全体を把握する能力と人・車のことなど様々なことを見極める力が必要です。

人間力が認められる人材である

配車管理を担当する方がドライバーに指示を出しても、その指示に従ってくれなければ業務に支障をきたします。

そのため、ドライバーと良好な関係を築くことのできるコミュニケーション能力も必要となるでしょう。

気性の激しいドライバーなどは、指示を出しても聞いてくれない可能性もあるため、この人の指示なら素直に従おうと思ってもらえる人間味のあふれる人材が適しているといえます。