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荷物を輸送する手配はどのように行うべきか?それぞれの種類と特徴

2020.08.21
分類:その他
荷物の輸送を手配する時には、どのような方法を活用するのか決めることが必要です。 顧客ニーズに対応するためには、継続して荷物の輸送が必要な時と、一時的や急いで荷物を運ばなければならない時など、状況に応じた対応が必要となります。 最適な運送方法を手配するためにも、どのような輸送方法がありどのようなシーンで使うべきか把握しておきましょう。

荷物の輸送手配はニーズに応じた選び方が大切

荷物を輸送しようと考えた時、一般的には大手の物流会社に依頼する方法だけでなく、配送マッチングサービスなどを活用し個人のドライバーに依頼することもできます。 一般的な荷物であれば、大手の物流会社の営業所や取次店などに持参する、または集配を依頼することが多いでしょう。 持ち込まれる荷物は主に規格に合う大きさや重さのものであり、手軽で簡単に引き受けてもらえる方法です。 規格以外の大きさや重量、量であっても一般貨物として受け付けてもらうことができます。 宅配便の場合、大型トラックやコンテナなどを使って、他の荷物と同時に輸送するため到着までは日数がかかることもあります。仮に車両を貸切り輸送手配してもらう場合には、到着までの日数は短縮できても発生する料金は高めです。 配送マッチングサービスを利用すれば、直接荷主と運送業者を結び付けてもらうことも可能です。中間マージンが発生しないため、費用を抑えた輸送手配が可能となるでしょう。 また、リアルタイムでマッチング可能となるため即日集荷・配送依頼も可能になるメリットがあります。

輸送を手配する方法とそれぞれの特徴

輸送を手配する方法もいろいろあります。 たとえば指定したエリア(地点)を決まった時間に巡回し、集荷や配達するルート便や定期便などは、継続して輸送の手配が必要なときに有効です。 宅配便では対応できない荷物がある場合や、同じ配送先にまとまった荷物を配送しなければならない時などは、車両を貸切り集荷・配達を行うチャーター便やスポット便がよいでしょう。 そして宅配会社の輸送業務を、アウトソーシングにて行う宅配代行や委託配送という方法があります。 繁忙期など、輸送が集中する時期などはあるものの、普段は余剰に車両やドライバーを抱えることが難しい場合などに有効といえます。荷主自身も運送業を営んでおり、稼働する車両に不足が生じた時などに対応できる方法です。