運送物流業情報ラボTransportation Logistics Information Lab

運送業者で働くトラックドライバーが降雪に備えておきたいこと

2020.11.28
分類:その他
寒い季節になり、雪でトラックが立ち往生してしまったら…。運送業界のトラックドライバーなら誰でもそのような不安を感じたことがあることでしょう。 あまり雪の降らない地域などでは、実際に雪道をトラックで走ることになったとき、事前にどのようなものを準備しておけばよいのか浮かばないものです。 そこで、もし雪に不慣れなトラックドライバーの方が、雪道を走ることになったときのために前もって準備しておくとよいものをご紹介します。

まずはトラックの燃料やウォッシャー液は満タン状態に

雪道でもっとも怖いのは、見えにくさや滑りやすさなど悪路で運転しなければならないことでしょう。 しかしそれだけではなく、もし通行止めなどが発生し立ち往生することになったときです。 いくら自分は安全に運転していたとしても、雪で事故が起きてしまい通行止めなど発生した場合には、数日間立ち往生することも考えられます。 雪国のコンビニでは冬場になると販売されるほどウォッシャー液は必需品です。特に凍結しにくいものや解氷作用のあるものなどを選ぶとよいでしょう。 そして冬場は燃費が悪くなるため、立ち往生で燃料が切れてしまい暖房が使えなくなることを避けるためにも満タンにしておくべきです。

非常食も準備を

トラックドライバーが雪道を走るときの必需品として、非常食も挙げられます。手軽に食べることができる栄養非常食や菓子パンなど、3日から1週間分程度の非常食が準備できていることが望ましいでしょう。 さらに水分不足にならないように、飲み水も準備が必要です。 車内で長時間、水分不足の状態で過ごしてしまうエコノミークラス症候群になるリスクも高まるため注意しておいてください。

スコップも載せておくこと

雪が積もり、マフラーの排気口を塞いでしまうと排ガスが逆流して車内に溜まってしまいます。 その結果、一酸化炭素中毒を起こし最悪の場合、生命を落としてしまうこともあるので危険です。 一酸化炭素は無味無臭であり、症状も軽度なら頭痛やめまいなどのため、気が付きにくいことが特徴といえます。 重症化し、意識不明になれば手遅れになってしまいますので、定期的に車外に出て後部に積もった雪の除去が必要です。 また、軍手・懐中電灯・毛布・携帯用トイレなども備えておくとよいでしょう。

道路の状況も事前に確認を

大雪の予報が出たときには外出を避けたいものですが、トラックドライバーの場合も同様です。 しかしどうしても峠越えをしなければならないという場合には、SNSや国交省のライブカメラなどで現場の道路状況を確認しておくようにしましょう。