物流・運送業界で新規顧客を獲得するための営業のコツ
物流業界では、顧客の多くが法人であり、営業活動も法人を対象にすることがコツとなります。
運送だけでなく様々な仕事を任せてもらうために、様々な手法が多くとられていますが、法人営業は競争相手が多いこともありコツを抑えておかなければ成功しにくいといえます。
では、営業相手に効果的に訴えかけることができるのはどのような方法なのか、どのような営業手法があるのか把握しておきましょう。
物流業界で行う営業手法
物流業界の営業手法として様々な手法がありますが、最近ではインターネットなど活用することが多くなっています。
たとえば自社のホームページを活用した宣伝効果で新規顧客獲得につなげる手法は、不特定多数の法人をターゲットにすることができ、SNSやダイレクトメールなどから誘導することも可能です。
自社で使用する運送トラックや倉庫など、設備などを画像で紹介することもできますし、サービスの質や流れも掲載すればより理解を得やすくなります。
代表者やスタッフの写真やコメントなども掲載すると、親しみやすさを感じてもらうことにもつながるでしょう。また、サイト内に問合せフォームを作成すると、気軽に相談など受けやすくなるはずです。
見込み客に対して送るダイレクトメールのコツ
無駄にたくさんの法人に対しダイレクトメールを送っても、費用や手間ばかりかかることになるでしょう。
そこで、潜在客として見込むことができる企業や、獲得すれば利益が高い法人にターゲットを絞り送るほうがよいといえます。
配送料を割引くなど、ダイレクトメールを読んだ方のみだけが利用できる特典や限定サービスを付帯すれば、より訴求効果が高まると考えられます。
SNSを使って情報を発信する
SNSであれば、さらに気軽に営業活動を行いやすくなりますし、コストや手間も削減可能です。
また、最新情報を更新しやすいことも大きなメリットといえるでしょう。
その際、従業員などのコメントも付け加え、自社のホームページへ誘導するということも忘れず行うことがコツです。
物流業界の営業のコツはインバウンド
高度成長期であれば、待っていても仕事が向こうからやってくるということもありました。
現在では待っている営業では顧客は獲得できないと考え、足で稼ぐアウトバウンド営業を実践している企業もあるでしょう。
しかしテレビCM打ってダイレクトメールを送り足で稼ぐ営業よりは、自ら顧客を引き込むインバウンド営業のほうが効果は見込めます。
顧客に来てもらう受け身の営業手法ですが、インターネットが普及されたことで可能となった手法といえます。顧客主体の営業と考え、ニーズに対応できるサービスを提供していける体制を整えていきましょう。