
建設業における左官工事とは、壁や床などの表面を、モルタル・漆喰・土・珪藻土などの材料で塗り仕上げる工事です。
建物の内外装を美しく仕上げる工事であり、日本の伝統的な技術ともいえます。
外観へのこだわりはもちろんのこと、耐久性や機能性を向上させる上でも大切な工事です。
そこで、建設工事業の左官工事について、関連する資格と向いている人を簡単に紹介します。
左官工事とは、建物の床や壁を、コテで塗り仕上げる工法です。
従来までの材料には、自然素材である漆喰や珪藻土などを使うケースが一般的でした。
しかし、最近では、モルタル・ジョリパッド・モールテックスなどの人工素材が使用されるケースが増えています。
左官工事は、住宅の外壁や内壁を仕上げるための工事のイメージが強いものの、マンションやビルなどの規模の大きな現場では、下地として行うことも少なくありません。
この場合、コテ以外にも、機械も併用して仕上げる場合もあるようです。
ただし、基本的に左官工事は手仕事で行うため、職人の技術が反映されやすいといえます。
クロスや塗装にはない質感や風合いが魅力であり、現在でも多く支持されています。
左官工事は繊細な技術が求められるため、高度なスキルを身に着けることが必要です。
そこで、左官工事に関連する仕事をするのなら、以下の資格を取得するとよいでしょう。
・左官技能士
・登録左官基幹技能者
・タイル張り技能士
・ブロック建築技能士
左官職人としてスキルをアップさせたいなら、これらの資格取得を目指しましょう。
ただし、資格がなくても左官職人になる研修は受けられるため、未経験者でも働くことはできます。
左官工事が向いている人は、クリエイティブな発想で、成長に喜びを感じられる人です。
職人の腕がダイレクトに表れる業界のため、手を動かしつつ、イメージ通りに仕上げられることが理想といえます。
しかし、実際にはプロとして働けるまで相当な年月がかかり、一人前になるまでには5~10年かかるとも言われています。
技術を追求できる職種であり、唯一無二の技術でやりがいを感じやすい仕事です。
そのため、高い技術を身につけるまで根気強く続けられる人や、創造性や独創性など、新たなアイデアを生み出せる発想力が高い人、自身を成長させていける人に向いているといえるでしょう。