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初期症状を見逃すな!自覚症状に乏しい乳がんの初期症状とは

2016.06.14
分類:医療保険

女性のがんの中でも、一番多いのが、乳がんです。日本人の12人に1人は乳がんを発症すると言われています。しかし、乳がんは初期に発見されれば、9割以上が治る病気とも言われており、それほど早期発見、早期治療が大事になってくる病気なのです。ぜひ、初期症状を見逃さずに、早期発見、早期治療を行うようにしましょう。

【乳がんの初期症状】

しこりは、乳がんの代表的な症状です。しかし、触ってしこりが確認できない初期の段階では、ほとんど自覚症状がないため、気づくのが遅れる場合もあります。乳頭を絞ると、乳管内にできたがんにより、乳頭から血栓の分泌があります。このような場合は早急に乳腺外科を受診しましょう乳腺のひきつれを感じる場合もあります。手を挙げた時に、乳腺にひきつれ感を感じたら、乳腺外科を受診しましょう

以上が初期に見られる症状です。乳がんの発見は多くの場合セルフチェックで気づき、医療機関を受診して乳がんと診断されるケースが多いのです。ですから、乳がんを早期発見する為には、セルフチェックがとても大事になってきます。

【初期の乳がん】

早期発見で、初期に見つかった乳がんは、大きさは2センチ以下のもので、リンパ節に転移が見られないものを初期乳がんと言います。乳がんは、がんの中でも、比較的進行は遅く、触ってわかるようになるまでは、何年もかかると言われます。転移をする前の段階で早期発見ができれば、乳房切除もしなくてすみますし、完治する可能性が高くなり、乳房の温存も可能になります。乳がん検診では、数ミリの乳がんも発見できるので、かなり早い段階で乳がんの進行を抑える事ができます。

【自覚症状がなくても】

乳がんの初期では、自覚症状がほとんどありません。またしこりも小さい為、自分では気が付きません。その為、知らない間に乳がんが、進行してしまう事もあります。たとえ、自覚症状がなくても、定期的に、乳がん検査を受けるようにしましょう。「しこりがあるけど、小さいし、痛みはないから大丈夫」などと自己判断をするのはとても危険です。このように、痛みもなく、しこりもない、自覚症状がないというのは乳がんを見逃してしまう原因になります。自覚症状がなくても、定期的に検査を受ける事を習慣にしておくと、乳がんの早期発見にも繋がり、安心です。

【まとめ】

乳がんの初期段階では、自覚症状がなく自分で気が付きにくいのが乳がんを見落としてしまう原因になっています。家系に乳がんを発症している人がいたり、出産、授乳の経験がない人などは乳がんを発症するリスクが高まります。セルフチェックと、乳がん検診は定期的に受けるようにしましょう。