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何かの病気のサイン?胃が痛い時の症状と考えられる病気は?

2016.08.01
分類:医療保険

胃はとてもデリケートな臓器で様々な事が要因となり胃の不快感や痛みを伴う事があります。このような時に考えられる病気や症状などについてみてみましょう。

【胃痛から考えられる病気】

胃痛から考えられる病気としては胃潰瘍や、胃炎、胃がん、急性胃腸炎、胃ポリープ、機能性胃腸症、胃アニサキス症などがあります。これらの中でも発症する人が多い急性胃腸炎と胃がんについて少しみてみましょう。

(急性胃腸炎)

急性胃腸炎を起こす代表的な原因はノロウイルスやロタウイルスです。突然のおう吐から始まり数回~10回程度おう吐を繰り返すと言われています。特に小さい子供や高齢者は症状が重症化する可能性がありますので十分気を付けなくてはいけません。また症状が軽くなっても1週間は便からウイルス感染をしますので手洗いなどを入念にして、注意する必要があります。

(胃がん)

胃がんは日本人に非常に多く注意が必要な病気と言われていますが初期には自覚症状がなく気が付いた時にはがんが進行していたり、合併症を起こしていたりする危険性があります。進行すると食欲減退や、嘔吐、倦怠感、腹痛、胸やけ、血便などの症状が見られます。

【胃痛が起こる原因は】

胃腸の病気の原因は色々ありますがその一つに日本では昔から漬物や味噌などの塩分の多い食文化があった事が挙げられます。これらを食べる事で塩分を摂りすぎてしまい胃壁が傷つき胃腸の病気を起こしやすくなります。また近年は食生活の欧米化やストレスが原因で胃潰瘍を初めとする胃腸の病気を発症する人が増加しています。ストレスが原因である場合は内視鏡検査を行ってもはっきりとした原因がわからない事が多いのが特徴です。これ以外にも食べ過ぎ、飲みすぎ、不規則な生活、運動不足などがあります。

【みぞおちが痛む場合】

みぞおち部分が痛む場合があります。みぞおち部分が痛む原因は以下のようなものがあります。

・生活習慣の乱れから胃酸の分泌が過剰に行われた為

・食あたり

・胃腸の病気

・アルコールや香辛料など胃への刺激の強いものを摂取した為

・ストレスなどから自律神経が乱れた為

これらがみぞおち部分が痛む原因として考えられますので痛みを軽減する為には食生活や生活習慣を改善する事が大事になってきます。

【まとめ】

胃痛が起こる原因は様々ですが痛みがあったら何らかの病気の可能性もあります。早めに医療機関を受診するとともに定期的な検診を受ける事が胃がんなどの早期発見にも繋がります。