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骨折と打撲の見分け方!打撲で通院しても障害保険は請求できる?

2016.09.07
分類:医療保険

骨折と打撲は素人ではなかなか判断が付きにくいものです。少し痛みがあると思っていたらひびが入っていたという事はよくある事です。しかし骨折をそのまま放置していると後から骨の変形などが起こり治療も難しくなります。このような事を防ぐ為にもぜひ見分け方を知っておくと良いでしょう。また打撲で障害保険が請求できるのかと言う点についても触れていきます。

【骨折と打撲の見分け方】

骨折と打撲は「原因」「いつから痛むか」「痛みの度合い」「腫れ、内出血、青あざの有無」など様々な事から総合して考える必要があります。

(原因)

受診した時に一番に聞かれる事が「何をしている時に痛みが出ましたか?」という事です。ここで特に何もしていない場合や、歩いていて段々痛くなってきた、などという場合は骨折ではないと診断されます。

(いつから)

いつから痛むのかという事も重要です。例えば1か月前に転んで足をひねったが、最近になって足が痛むようになった。こういう場合も骨折ではありません。目安としては1週間痛みが続きさらに痛みがひどくなっている時などは骨折を疑います。

(痛む度合い)

もし骨折している場合は動かすと痛みがあり、曲げたりする場合も激痛があります。打撲の場合は動かす事ができ動かしてもさほど痛みがない事が多いのです。

(腫れ、内出血、青あざ)

怪我をしていない方の足や手と比べてみると腫れはわかりやすいでしょう。打撲の場合は怪我をした部分だけが腫れますが、骨折の場合はその部分全体が腫れます。骨折している場合は時間の経過とともに内出血やあざが目立つようになります。以上が簡単な見分け方ですが、腫れや内出血があり、日数が経っても痛みがひかないどころかさらにひどくなっているような時には骨折の可能性が高いので早急に外科を受診しましょう。

【打撲の場合でも保険は請求できるの?】

骨折の場合は保険の請求をしますが打撲でも請求はできるのでしょうか?せっかく保険に加入しているのですから打撲でも保険が効くのか知っておきたいですね。打撲はスポーツ損害保険や、生命保険付随の怪我の保険は使う事ができます。打撲は怪我の一種ですので怪我に関した保険であれば適応できる事がほとんどですが、不安な場合は契約している保険会社に聞いてみるとよいでしょう。

【まとめ】

もしもの時の為に多くの人が保険に加入しています。本来はこのような事がない事が一番よいのですが、保険の請求をする事態になってもあたふたしない為には自分の加入している保険契約をもう一度確認する事が大事になってきます。また家族構成や生活の変化があった時には変更をする事も忘れないようにしましょう。