生命保険に加入する時に複数の保険を組み合わせて加入する場合はメリットとデメリットがあります。生命保険を組み合わせて加入する場合のメリットとデメリットについてそれぞれ見てみましょう。
生命保険の見直しをしたり、加入を検討する時に複数社の保険を組み合わせて加入するか1社にまとめて加入し、そこでその会社の保険商品を組み合わせるのかを選択する事になります。
このような場合複数社の保険を組み合わせて加入する方が良いのか、1社で各保険商品を組み合わせて加入するのがよいのでしょうか?
それぞれの特徴を見てみましょう。
複数の保険会社で組み合わせる場合のメリットはそれぞれの商品のいいとこ取りができる点でしょう。
たとえば、ガン保険に力を入れている保険会社では多くの保障が付いたものがありますし、貯蓄性の高い保険を多く扱っている保険会社では運用利回りの良い保険があります。このように複数社を組み合わせる事で各保険会社のいいとこ取りができるというメリットがあります。
これに対してデメリットは保険金を請求する場合に診断書が多数必要になる点です。保険金の請求時にはこれを各保険会社に提出する事になりますので負担も大きくなります。
診断書の料金は病院によって多少違いますが5千円程度かかり、契約者負担になる事を覚えておきましょう。
また保険契約が複数社ある為それぞれに手続きが必要になりその分時間と手間がかかるというデメリットもあります。
生命保険は複数社で様々なものに加入するよりも1社でまとめておく方がよいでしょう。というのも、現在はほとんどの生命保険会社で死亡保障なら掛捨て、貯蓄型、医療保険もガン保険から通常の医療保険、介護保険まで全て賄えるようになっているからです。
また生命保険で最も重要な点は万が一の時に速やかに保険金が支払われるかという点でしょう。
この事を考えると数社で契約していると手続きが大変になりますし保険料が入るまでに時間もかかります。
これらを考えると生命保険の見直し時の見積もりは複数社から取り、契約をするのは1社に決めて加入する方がよいでしょう。
生命保険で重要な事は速やかに保険金が支払われる事、請求時の手続きが面倒でない事などがあります。
また数社で組み合わせておくと加入者自身も年数が経つとどのような保険に加入していたのか忘れてしまうというデメリットもあります。
このような事を防ぐ為にも生命保険は複数社を組み合わせるよりも、1社にまとめておいた方がわかりやすくよいでしょう。