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医療保険終身と定期の違いは?それぞれの特徴を見てみよう

2017.08.01
分類:医療保険

医療保険には、終身型と定期型があります。それぞれの保険の特徴やメリット・デメリットなどをみて、自分にあった保険選びの参考にしましょう。

 

【保障期間が違う】


終身保険と、定期保険の大きな違いとして保障期間の違いがあります。定期保険は、3年、5年、10年などの保障期間が決まっていてその期間だけ保障を受けたい人におすすめです。例えば、子供が独立するまでの間、住宅ローンの支払いが終わるまでの間、など家庭によって必要となる期間は異なります。ただ、60歳以上や70歳以上など高齢になると加入できない年齢制限があるので注意しましょう。
終身保険は保障が一生涯続くもので、老後の年金が少なく医療費が心配な方、健康保険組合に加入していない方などは加入をしておくと万が一の備えとして安心です。

 

【保険料が違う】


このように終身保険と、定期保険は保障される期間が異なるため、保険料も異なります。定期保険は、保障期間が短くなる分保険料も割安となっていますが、更新ごとに保険料が上がるというデメリットもあります。
終身保険は、加入時の保険料が一生涯変わらないというメリットはありますが、保障が一生涯続くこと、貯蓄性があることから定期保険よりも保険料が割高になっています。
保険料の支払い総額を考えると、一生涯医療保険に加入する人は、若いうちに終身型保険に加入した方が保険料の総額は少なくなりますが、途中解約をするとリスクがありますので気を付けましょう。
また終身保険の場合、将来年金生活になり収入が減るリスクを考えると、65歳までには保険料を先払いする短期払済みを選択しておくと以降の保険料はかからずに安心です。

 

【解約返戻金】


終身医療保険は、貯蓄も兼ね備えているため保険を解約した場合に解約返戻金が支払われるものもあります。しかし、契約後間もない場合などは解約返戻金がなかったり、一部しか支払われないというリスクがあるため、契約する際には途中解約をしないことを前提として無理のない範囲で加入しましょう。
また終身保険の保険料が高く家計を圧迫する場合は、低解約返戻金型を選択するというのも一つの手です。この場合、通常よりも解約返戻金は少なくなりますがその分月々の保険料は安くなります。

 

【まとめ】


医療保険には、定期保険と終身保険の2種類があります。ライフスタイルや収入、貯蓄などから判断し、無理のない範囲で自分に合ったものを選ぶようにしましょう。