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保険の基礎知識!独身者に一番必要な保険は医療保険?

2017.08.02
分類:医療保険

保険の必要性は、家族構成、収入、貯蓄の有無、年齢、職業などによって変わってきます。独身者に一番必要な保険は何か、優先順位を決めながら考えていきましょう。

 

【独身者に必要な保障】


配偶者や子供がいない独身者の場合は、遺された家族の生活などを補償する高額な死亡保険は必要ありません。それよりも、自身が働けなくなった場合に収入が減るリスクや、病気や怪我をして医療費が高額になるリスクに対する保障をつける必要があります。
独身者におすすめの医療保険は、保障が一生涯続く終身医療保険や、低解約返戻金型終身保険です。一般的な終身保険は、定期保険に比べ貯蓄性があるため、保険料は割高になってしまいます。給料が少ない、若い時に多くの保険料を負担するのは大変だと思う人は、低解約返戻金型終身保険を検討しましょう。これは、解約した場合の返戻金を通常の6~7割程度に抑えているため、その分月々の保険料も割安になります。

 

【がんや三大疾病保障】


また、がんや三大疾病などの特定の病気が心配な人は、それらの保障を充実させるのもよいでしょう。がんは現在2人に1人割合で発症する病気と言われているため、がんと診断された場合に大きな保障が得られるというのは他に頼る人がいない独身者にとって大変心強いものとなるでしょう。また、がんになった場合先進医療を受けたいと考えている人は先進医療保険への加入も検討しましょう。
さらに、三大疾病や女性特有の病気などに対する医療保険も多くありますので家計のバランスを見ながら必要なものに加入しましょう。

 

【保険の優先順位】


独身者の場合、高額な死亡保障は必要なく、葬儀代などの費用として200~300万円程度の貯蓄があれば十分でしょう。
このようなことを考えると、独身者の場合保険の優先順位は下記のようになります。
1. 医療保険
2. がん保険
3. 終身保険
4. 個人年金
個人年金保険は、一生独身でいる人などは老後に備え考えておきたい保障です。しかし、個人年金保険は必ず必要になるわけではありませんので、金銭的な余裕が出来た時に検討してみるとよいでしょう。

 

【まとめ】


独身者に必要な保険や保障は理解できたでしょうか?これを一つの参考にして、自身が保険に加入する目的や、意味などを考えていくと、その役割や価値が理解でき自分にとっての必要な保障などがより詳しくわかってくるのではないでしょうか?
まずは、自分のライフスタイルや、収入、貯蓄などから必要だと思うものを考えていくとよいでしょう。