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医療保険の払込み期間は何歳までにしている?お勧めの期間

2017.09.06
分類:医療保険

日本は保険大国と言われ、全体の8割以上の人が医療保険に加入しています。保障内容や保障期間など様々なものがありますが、保険料の払込み期間はいつまでにしておくのがよいのでしょうか?
お勧めの払込み期間や、損になる払込み期間についてみてみましょう。

 

【保険料払込み期間の種類】


保険料の払込み期間には様々な種類があります。例えば、3年、5年、10年、15年、20年など年単位で終わるものや、50歳、55歳、60歳、65歳などという風に加入者の年齢で払込み期間が終わるものがあります。
また、1年ごとに更新をするもの一生涯保障が続き保険料の支払いも生涯を通じて終身で払込みをするものなどがあります。
それぞれに特徴がありますので、どのような払込み方法がよいのかみてみましょう。

 

【保険の払込み期間】


これは、保険の種類にも大きく関係してきますが例えば貯蓄性のある保険の場合、払込期間が長いほど1回に支払う保険料は少なくなりますが、掛捨て型の保険の場合は払込み期間が長いほど1回に支払う保険料は高くなってしまいます。
このように、保険の種類によって保険料も変わる為、保険ごとに払込み期間を変える必要があるでしょう。
医療保険について考えてみると、もし終身保険に加入している場合は保険料の払込み期間は遅くても定年までに終わらせて、その後も保障が続くようにしておくと年をとって病気をしても金銭的な不安は少なくなります。
逆に、10年ごとに保険料が更新されるタイプのものは高齢になった時に保険料が払いきれなくなるリスクがあり危険です。また、終身保険で一生保険料を払い続けるタイプの保険に加入している人は、保険料が安く一見お得に見えますが、保険料の支払いが定年後も続くため年金生活になった場合の家計の負担を考えるとリスクがあります。

 

【なぜ定年までに払い終えるものがよいのか】


では、なぜ定年までに保険料を払い終えるタイプがお勧めなのか、考えてみましょう。
まず、定年を65歳とした場合それまでは賃金を得ることができ、保険料の支払いに困窮する可能性が低いからです。
働いている間に保険料の払込みが終われば、自身の貯蓄や個人年金などを使うことなく、保険料の支払いができます。
次に、毎月の保険料は多少高くなりますが、支払う保険料の合計を見ると65歳までに支払った方が安く済むというメリットがあります。
このようなことを考え、保険料の払込はなるべく定年前までに済ませておき、保障はずっと続くものに加入しておくことをお勧めします。