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医療保険は妊娠前に加入した方がお得!出産費用を保険で備える

2017.09.07
分類:医療保険

妊娠、出産でかかる費用は場合によっては、高額な費用が必要になるケースもあるため、ある程度の備えが必要になります。特に自分の意志とは関係なく、お腹の赤ちゃんの状態や、母体の状態などによって突然に手術や、帝王切開が必要になるケースもあるのです。
万が一に備え、公的医療保険以外にも民間の保険で備えておくと安心です。

 

【妊娠・出産でかかる費用】


では、実際にどれくらいの費用がかかるのかそれぞれのケースについてみておきましょう。

(自然分娩の場合)
・妊婦検診費用  平均10回程度必要となり、費用は10万円程度かかります
・マタニティ用品の費用  妊娠したら今までの洋服が着られなくなります。マタニティ用品として5万円程度確保しておきましょう。
・出産準備費用  生まれてくる赤ちゃんの為の、おむつや、服など10万円程度必要になります。
・出産費用  出産する病院や部屋のタイプによっても違いますが、平均で30~90万円程度かかります。  

(帝王切開の場合)
帝王切開は、自然分娩に比べ手術費用や、入院費用が必要となるため出産費用は高額になります。帝王切開の場合は、1週間~2週間程度入院する必要があり自然分娩に比べ、最大で10万円以上の差額がでると言われます。
ただし、帝王切開は健康保険の対象となり、民間の医療保険でも給付金が支払われるため忘れずに請求をしましょう。

 

【出産時に保険金を受け取れるのは】


出産時に医療保険から、保険金を受け取ることができるのは帝王切開がほとんどですが、
一部では自然分娩でも給付金の対象となる保険があります。
また、医療保険で保障されるのは、基本的に入院に対してとなっており、検診費や、交通費などは保障されませんので覚えておきましょう。
この他にも、保険金が受け取れるものとして切迫早産、切迫流産、吸引分娩、早期破水、子宮外妊娠、前置胎盤、妊娠中毒症などがあります。

 

【医療保険は妊娠前がお得?】


医療保険に加入するのは、妊娠前がお勧めと言われるのには、理由があります。
妊娠28週目まででしたら、妊娠中でも医療保険に加入する事はできます。ただし、妊娠中に加入した場合「特定部位の不担保」という条件が付き、給付が制限される為です。
妊娠前に保険に加入した場合は、このような「特定部位の不担保」という条件はなくなりますし、妊娠後には更に加入が難しくなるため、加入を検討するなら妊娠前がお勧めなのです。
妊娠、出産時には突然のリスクが発生するケースは少なくありません。また、その時にかかる費用は思った以上に高額になりますので加入のタイミングにも注意し、妊娠前に加入することを検討しましょう。