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無職でも医療保険には入れる?保険に加入するための3つの基準

2017.09.08
分類:医療保険

医療保険は、保険料さえ支払えば誰でも加入できると思っていませんか?保険は、お金を払えば誰でも加入できるわけではなく、保険会社は契約者の様々な情報を見て、契約するかどうかを審査するのです。保険会社は、契約者間の公平性を保つ為に「身体上の危険」「環境上の危険」「道徳上の危険」の3つの基準をもって判断します。

 

【保険に加入できない職業】


保険に加入する場合、極端に危険が伴う職業の人は「危険職種」として保険の加入を制限されます。各社で多少条件は異なりますが、一般的には下記のようにレーサーや、格闘家がこれに該当します。
危険職種として保険引き受けが出来ない職業
・空手家
・K-1選手
・探検家
・プロボクサー
・格闘家
・プロレスラー
・ラグビー選手
・登山家
・レーサー
・アイスホッケー

 

【無職の場合】


無職の場合も毎月の保険料を支払う事が困難と見なされ、引き受け不可とする保険会社が多いのです。しかし、実際に働いていない状態であっても不動産収入や不労所得などがある場合は無職ではなく資産家になるため、保険に加入することができます。
また、専業主婦なども職業に就いているわけでなく、無職となりますが配偶者がいるため保険料の支払いが可能であれば保険に加入することができます。
このように、無職と言ってもその範囲は広く加入できるか、否かは一概には判断できません。保険を検討する場合は、自身で判断せず専門家に相談するようにしましょう。

 

【保険の審査】


保険に加入する場合は、上記の3つの基準から総合的に判断をして契約するか、どうか選択をします。
審査結果としては、「承諾」「不承諾」「条件付き承諾」「特定部位不担保」「特定疾病不担保」「割増保険料」などがあります。
A社で断られても、B社では条件付きで加入できることになったなどというケースも少なくありません。
保険の引き受けを断られた場合は、複数の保険商品を取り扱う乗り合い代理店などで、一度相談してみるとよいでしょう。

 

【まとめ】


医療保険に加入できる条件は各社で多少の違いはありますが、全く収入のない人や危険な職業の人でなければ子供から高齢者まで加入できます。
また、一度加入を断られても他の保険会社では引き受け可能となることもあります。保険を検討する場合は、専門家に相談をして、様々な保険を比較し自身にとって一番よい条件で加入できるようにすることが大切です。