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骨折したら保険金請求をしよう!治療費の請求方法や保障内容

2018.04.25
分類:医療保険

骨折と一言でいっても、手術をするレベルのものから足や指などに軽いひびが入ったものまでさまざまです。骨折をした場合加入している保険で給付金の請求はできるのでしょうか?

 

【保険の種類】


保険には、大きくわけて生命保険と傷害保険の2種類があります。傷害保険は、不慮の事故によって怪我をした時に保障が受けられるものです。一般的な生命保険会社では、傷害特約をセットにして販売していますがその保障内容は各保険会社で異なります。
通常は、入院1日いくらという保障や手術をしたらいくら給付されるというものですが請求する前に自身が加入している保険証券を確認してどのような保障があるのかを知っておきましょう。
また保険の約款には、難しい保険用語がたくさんありますので、分からない場合は保険会社に問い合わせをするなどして不安な点をそのままにしないようにしましょう。

 

【通院保障や入院保障】


骨折が、軽い場合などは通院しながら治療を受けますので、通院保障のある保険に加入している場合通院1日あたりの保障額×日数を通院保障として受け取ることができます。
交通事故などで靭帯の損傷や骨折部位の損傷が激しい場合は、手術をして入院することになります。この場合、入院日数×入院保障額を受取ることができます。
また骨折してギプスや、副木、サポーター、テーピングなどの固定具を用いますが、それぞれの固定具によって保障される上限日数が異なります。
この他にも手術を受けた場合に受けることができる手術保障や、骨折によって何かしらの後遺症が残った場合の後遺症保障などがあります。

 

【保険で治療費を請求する方法】


骨折をした場合、まずは加入している保険会社に保険金請求書を送付してもらいましょう。この時に、以下のようなことを聞かれますので答えられるようにしておきましょう。

・保険証券番号
・被保険者の氏名、生年月日
・骨折をした日、その時の様子など
・入院した場合入院期間
・手術名
などを聞かれると思いますので保険証券等は手元に用意しておきましょう。保険金請求書に必要事項を記入し、診断書、治療状況報告書、領収書、交通事故の場合事故証明書、事故状況報告書と一緒に保険会社に郵送します。

 

【まとめ】


骨折は、比較的私達の身近に起こりやすい外傷ですのでこのような場合に備え医療保険に加入することは安心感に繋がります。
万が一に備え自身が加入している保険の保障内容や、保障される範囲等についてしっかりと理解しておきましょう。