医療保険の「保険期間」と「払込期間」の違いについて
医療保険には、その保険が有効な「期間」というものが存在しています。この「期間」は保険を選ぶ際のポイントにもなってきますが保険の種類によって期間も変わってきます。
今回、「保険期間」と「払込期間」の違い、また両者の保険料金との関係についてまとめてみたいと思います。
【保険期間とは】
保険期間とは医療保険などで保険会社が、手術や治療にかかった費用を給付する期間のことです。保険の契約者は保険料金の支払いに滞りなどが、なければその期間医療費やその一部が保障されることになります。
【払込期間とは】
払込期間とは保険に加入している契約者が保険料金支払いの義務がある期間のことで終身払いや短期払いなど契約の時に選択できるのが一般的です。
【「期間」と保険料金の関係】
先程のトピックでは「保険期間」と「払込期間」を区別しました。
今度は、この保険期間と払込期間の両方と実際に支払う保険料金の関係について考えてみたいと思います。
①保険料金と保険期間の関係
保険期間は10年、20年など一定期間設定することもできますし、終身保険に設定して一生涯の保障を担保することもできます。
ただ一般的には「保険期間」が長くなるほど月々の保険料は上がり、また10年、20年と定期間の「保険期間」を設定した場合、終身に設定した時と異なり保険期間の更新が必要になってきたりします。
その際、定期の保険期間を更新して支払う保険料金は終身に比べて高くなるのが一般的です。また契約する時点での年齢があがればあがるほど保険料金も高くなると知っておきましょう。
②保険料金と払込期間の関係
保険期間が終身の場合、保険料金を支払う期間である振込期間は「終身」の場合と60~65歳まで支払う「短期」の場合があります。
この時、支払う保険料金は「短期」で支払う方が高くなり、「終身」で支払うと安くなります。
そのため長生きすると仮定した場合、保険期間が終身だと短期で支払った方が保険料金が安く済みます。
【まとめ】
保険期間、保険料金の関係についてまとめました。
この両者の設定はライフプランや個人のライフイベントによってどのようにするのか検討する必要があります。
例えば若いうちから病気などに対するリスクの保障を考える人は「終身」の保険期間に設定して、短期間の払込期間で保険料金を払えるうちに高めの保険料金を月々支払うこともできます。
また逆に月々の保険料金を抑えたい場合には払込期間を「終身」に設定して、保険期間も「短期」に設定することも可能です。保険のことに関して不安がある場合や、何か引っかかりを覚えることがありましたら有限会社タウルスまで、お気軽にお問い合わせください。