医療保険の保険金請求の時病院に作成を依頼する書類とは?
【はじめに】
医療保険に加入していて実際に事故やけがなどが起こり、保険金を請求するとなった場合、病院などから貰わなければならない書類がでてきます。
今回医療保険加入者が万が一の事故や病気で保険金の請求をしなければいけなくなった際に取る手続きの流れや必要書類などについて説明していきたいと思います。
【書類提出の流れ】
病気やけがなどになってしまった場合、まず加入している保険会社に連絡して保障の対象になるのか確認する必要があります。その際に証券番号のヒアリングなどが行われますので保険証券を手元に準備しておきましょう。
医療保険の保険金請求時における資料の請求は本人以外でもでき、例えば配偶者や兄弟、子供、親などの代理人が請求することも可能です。
それから、資料が届いたら病院に診断書の作成を依頼します。診断書は医者が記入しますが作成して受取までに2週間ほどかかる場合もあります。早く作成してほしい場合には記入してほしいポイントなどをまとめたメモを医師に渡しておくと効果的です。
診断書が出来上がったら保険会社より送付された必要書類を記入して診断書と一緒に保険会社に提出します。
不備なく書類が保険会社に届いたら給付金がおりるかどうかの審査が始まります。
審査に通れば保険金給付の流れとなります。
【請求のタイミング】
医療保険の保険金請求は入院中でもできます。入院する日が決まったら保険会社に連絡して必要書類を送付してもらいましょう。
また保険金の請求の期限は基本3年です。
3年以内に請求するのがベストですが、うっかり3年以上経ってしまった場合には保険会社に相談して保険金がおりるかどうか問い合わせておきましょう。
【簡易請求という方法もある】
保険金の簡易請求は診断書などの書類無しの代わりに保険会社指定の書類や領収書などで保険金の請求ができる方法です。この際病院への書類提出が必要ないこともありますが入院が伸びてしまったり入院の内容が変わってしまったりした場合には簡易請求できないこともありますので保険会社に確認しておきましょう。
【まとめ】
医療保険の保険金請求の際には必要書類を揃え保険会社の審査に通る必要がでてきます。
また病院に作成を依頼する診断書は病院によって費用が変わってきますが大体4000円から6000円ほどが相場と認識しておきましょう。また万が一3年の請求期間を過ぎても良心的な保険会社の場合には手続きに応じてくれる場合もあります。あきらめずに相談・問い合わせてみましょう。