経営者・従業員向け保険情報ラボManagement and Employees Information Lab

「骨折」に備えて・・

2018.08.15
分類:医療保険
【はじめに】 通勤・通学・スポーツしている時や仕事の作業中、車やバイク運転中など予期せぬアクシデントは充分予想されます。 なんらかのアクシデントで骨折したとき、心配なく治療に専念出来るように治療や費用などについてまとめてみました。

【治療】

骨折した時、早く治癒力を促進するにはどんな事に注意し、どんな治療法があるのでしょうか? ・食事の工夫 骨も血液や皮膚と同じように毎日入れ替わっていると言われています。新しい骨を作り、古い骨を壊して血液中にカルシウムを放出しています。血管や骨の状態がいいと治りやすいと言われています。普段から意識して栄養を取る事も大事です。 病院で行われる治療 ・手術をしない場合 病院では一般的に2つあります。一つ目は装具と重さを利用して重さで負荷をかけて、正しい位置に骨を戻す方法。二つ目は視診や触診を行い、手で骨を元の位置に戻す方法です。 どちらの治療も患者さんに、負担の少ないように麻酔をかけて行われる事が多いようです。 ・手術をする場合 骨の状態や血管・細胞・神経などを配慮し、手術が行われます。皮膚を切開して金属やプレート・棒・ネジなどを使って骨を止めてずれないように固定します。 痛みがある場合には程度や種類にも異なるようですが痛みを取り除くお薬が処方されます。 その後のリハビリを含めたケアも行われます。 ・超音波骨折治療法 超音波骨折治療法は微弱な超音波を1日1回20分間、骨折部に当てることで骨折治癒を促進する治療法です。体力がなくても負担をかけずに時間を短縮できるといわれています。

【骨折と保険】

骨折をしたとき、処置をして日帰りで帰宅する場合、治療費は15000円から20000円程度といわれています。状態が重かったとき、数回の手術が行われると手術費用だけでも平均20万~50万円以上の料金がかかるといわれています。それに加えて入院中のベッド代や食事代などその他の経費も重なると負担が大きくなってしまします。そんなときに頼りになるのが医療保険。どんな保険があり、負担を減らしていく事ができるのかをみていきましょう。 1.公的な医療保険を利用する。(健康保険・船員保険・共済組合・国民健康保険) 2.労働者災害補償保険(労災)からの補償を利用する。 3.自分の加入している生命保険から保険金を利用する。(入院時や手術時に保険金が支払われるものなど。保険契約書を確認してみましょう) 4.自分の傷害保険(損害保険)からの保険金を利用する。 などがあります。

【まとめ】

今回は「骨折」というアクシデントにみまわれた時の参考になればと思いまとめてみました。骨折に備えてカルシウム貯金と手厚い保証は大事になってくるでしょう。