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医療保険の名義変更

2018.11.21
分類:医療保険
【はじめに】 たとえば結婚などで名字が変わる場合、銀行講座や運転免許証などで名義変更の手続きが必要となります。それと同じく医療保険も名義の変更を行う必要があります。 この記事では、医療保険の名義変更の手順や必要性についてご紹介していきたいと思います。

【医療保険の名義変更の手順について】

医療保険の名義変更を行う場合は、まずご契約の保険会社や保険代理店から、名義変更に必要な書類を取り寄せましょう。 これはご本人が保険会社や保険代理店に直接問い合わせても大丈夫ですが、保険担当者に直接持ってきてもらうか、郵送してもらうことも可能です。そうすることで、記載の仕方や不明な点を聞きやすいということもあるかと思います。 名義変更書類に必要事項を記載・捺印したら、郵送で送ります。 次の項では、名義変更の際の注意点についてご紹介します。

【名義変更で注意すべき点】

医療保険の名義変更を行う際に注意すべき点としては、名義変更書類の他に本人確認のための免許証やパスポートのコピーが必要となることが多いようです。 また保険内容によっては、契約時の届出印と書類に捺印した印鑑が異なる場合、印鑑証明署が必要になるケースもあるようです。 また、引っ越しなどで居住住所や電話番号が変わった場合でも、変更手続きが必要となりますので、合わせて行うことをおすすめします。ちなみに住所や電話番号の変更は、保険会社や保険代理店へ電話連絡で簡単に行うことが可能です。 ただし名義変更手続きは、保険会社によってやり方が異なる場合もありますので、必ず手続きの仕方や必要書類などしっかりと確認しておきましょう。

【万が一名義変更を忘れてしまった場合】

病気やけがの通院・入院・手術の備えとして加入します。もしも名義変更を怠っていた場合、どのようなリスクがあるでしょうか? 名義変更をしないうちに、手術や入院などで保険給付金請求をしてしまった場合、病院の診断書には変更後の名義が記載されますので、保険会社の方では手続きをすすめることができず、せっかく加入した医療保険の給付金を受け取れないという事態に陥る可能性があります。名義変更はきちんと行うことが大切です。

【まとめ】

結婚など人生の大イベントのときは、やるべきことが多すぎて、医療保険の名義変更の手続きを後回しにしてしまったり、忘れてしまうこともあるかも知れません。しかし名義変更をしなかったがために、急な病気やけがのときの保険給付金が、もらえなくなってしまうリスクがあります。名義変更はそれほど難しい手続きではありませんので、忘れずに行いましょう。