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医療保険の契約者を変更する方法

2018.12.05
分類:医療保険
【はじめに】 保険は、自分の名義で契約することが多いと思います。しかし、結婚、離婚など、生活に大きな変化が起きた場合や、子供に保険の契約を移したい場合など、今後保険の契約者変更が必要な場面が出てくるかもしれません。 保険の契約者変更はどのようにして行えばいいのでしょうか。

【医療保険の契約者を変更したい】

1.保険会社に問い合わせをする まずは、契約している保険会社のお問い合わせ窓口か、保険担当者に連絡をします。 保険会社によっては「ウェブで変更手続きができる」と書いてある場合もありますが、契約者変更などの特に重要な変更は、直接問い合わせて書類を請求しなければならない場合がほとんどです。 それに、手違いを防ぐためにも、直接問い合わせをした方が確実です。 2.必要書類と必要事項を確認する 必要書類は、下記の通りです。 (1)契約者変更申請書(保険会社から郵送されてきます) (2)契約変更後の本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証などのコピー) 例えば、契約者を親から子供に変更した場合、子供の本人確認書類が必要になります。 (3)必要事項 ・契約番号 ・証券番号 ・保険契約者を変更する理由 ・変更した後の契約者の個人情報、 ・保険料振替口座の変更の有無 ・取引口座変更が必要か 3.書類提出 必要書類の内容を確認し、保険会社に提出します。 変更手続きが済むと、後日「契約内容変更通知書」が届きますので、大切に保管してください。 4.注意点 保険契約者の変更をする際には、被保険者の同意が必要です。 例えば、親が保険の契約者となって子供の保険料を支払っていたとします。しかし、子供の成人を機に保険の契約者を子供の名義に変更して、子供自身で保険料を払ってもらう形にしたい。 そういう場合は、子供の同意が必要です。変更手続き前に、現在加入している保障内容を子供と一緒に確認し、今後も必要かどうかを考えましょう。 また、契約者、被保険者、受取人の関係性によって保険金を受け取った時にかかる税金の種類も変わってきます。 契約者を変更する前に、税金関係の情報も調べておくことをお勧めします。

【最後に】

今回は、保険の契約者変更の手順などをまとめました。 大切な子供が病気や怪我をしてしまった時のことや、自分が病気になったり死亡したりした時、配偶者の経済面などを心配し、家族のために保険に入っている人も多いと思います。 医療保険や死亡保険に加入する際には、契約者変更についても調べられてはいかがでしょうか。 また、保険の契約変更手続きなど、保険について分からないことがある時は、タウルスまでお気軽にご相談ください。