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医療保険の請求方法とポイント

2018.12.08
分類:医療保険

【はじめに】


医療保険は、病気やケガをした時に利用します。日本にはたくさんの保険会社があり、中でも医療保険を扱う保険会社は増加傾向にあります。医療保険に加入していれば、万が一の時の備えとなり安心です。
今回は「医療保険の請求方法とポイント」について紹介いたします。


【医療保険の請求に関して~流れ~】


「医療保険のことを手術後や退院後に思い出して、保険金請求が間に合わなかった・・・」
そうならないために、手続きの順番とポイントを確認しておきましょう。

・保険会社に連絡して請求資料をもらう
医療保険の給付を受けるためには、保険会社への連絡が必要です。担当の外交員や保険会社へ電話、またはオンラインサービスを利用も可能です。特に、ネット保険加入の場合、紙の請求書類がない会社もあります。その場合、保険会社のQ&AやFAQを確認し、現在の治療状況、保険証券の番号、氏名などの項目をネット上で通知しましょう。また、クレジットに付随する医療保険のケースでは、クレジット会社に連絡すると書類が郵送で届きます。

・医療機関に診断書を作成してもらう
請求書を受け取ったら、保険会社に提出する診断書を医師に発行してもらいましょう。このとき、医師と保険の約款をしっかり確認して書式も正しく書いてもらう必要があります。
このとき1通の診断書発行に5000円~10000円程度の実費がかかります。
医療保険は入院給付金・手術給付金の2つの給付金があり、入院給付金の場合は入院開始日と日数をきちんと記載すれば、ほぼ受け取れます。
ただ、問題は手術給付金です。この場合手術内容が保険会社に認可されたものでないと給付金は受け取れません。

・書類を提出
書類が揃ったら、保険会社に郵送もしくはインターネットで手続きを行います。ネット保険の場合、保険証券番号や名前等の必要項目を入力し、領収書を撮影し画像をアップロードします。書類審査は、基本的に給付金の支払対象になるかどうかの確認になります。

・給付金を受け取る
書類審査が通れば、給付金が指定口座に振り込まれます。注意点としては会社によって振り込み期限が変わる点です。よく確認しましょう。


【給付金の請求には時効がある】


病気やケガをした時に加入して良かったと実感する医療保険ですが、実際に給付金を受け取るまでに至る方は少ないかもしれません。保管してあるはずの保険証券が紛失したり、ネット契約したので保険証券が電子化されて、手続きがよくわからないという事もあります。
さらに保険請求漏れの時効は3年で、入院開始日、手術日などを保険事故の初日として算出します。
また、入院中でも医療保険の請求は可能です。入院が数ヵ月になるケースでは、毎月ごとに保険金を給付してもらうこともできます。


【まとめ】


いかがでしたでしょうか?今回は、「医療保険の請求方法とポイント」などについてお伝えいたしました。参考にしてください。