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共済医療保険では入院見舞金がでる?加入する際の注意点

2017.10.04
分類:医療保険

一般的に、共済保険は掛金が割安と言われています。それは、加入者から預かったお金の中から事業経費などを差し引き余ったお金を加入者に還元する割戻金というものがあるためです。また共済保険には、日帰り入院も含めた入院見舞金というものがあります。
共済保険にある入院見舞金やメリット、加入時の注意点等を詳しくみてみましょう。

 

【共済保険の入院見舞金】


共済の医療保険の一例を見てみましょう。共済保険の特徴として、手術だけでなく短期入院も長期入院も保障してくれることで、この保障は一生涯続くものということがあります。
25歳で加入したケースを例に見てみると、日帰り入院も含め、入院一日あたり1万円の入院共済金が支払われます。
また入院見舞金は、1回の入院につき10万円が支給されるようになっています。このほかにも、入院手術共済金として、1回あたり20万円、外来手術の場合1回あたり5万円が支給されます。
入院手術金などは民間の医療保険にもありますが、これとは別に入院見舞金があるのは加入者としては安心です。

 

【共済保険のメリットと見舞金がでる場合】


共済保険のメリットは、保障される範囲が広く、手厚いという点があります。また先進医療特約を付加することでがんなどの高額な出費にも対応できます。
ただし病気入院の場合、一般的には人間ドッグなどの検査入院、通常の出産による入院は給付の対象外になります。それ以外に一般の病気と判断される治療で継続して5日以上入院した場合医師の証明か、入院証明書、領収書のコピーなどが必要になります。
このように共済保険で見舞金が出る病気には、保障される病気と保障外のものがあることを知っておく必要があります。

 

【共済保険に加入する上での注意点】


では、次に共済保険に加入する際の注意点を見てみましょう。加入対象者が、6歳~75歳までとなっているため満75歳の人は加入できませんので注意しましょう。
共済保険によっては、69歳まで、70歳までなどとなっている場合もある為60歳以上の方は事前に共済保険に聞いてみるようしましょう。
また、民間保険には解約返戻金があるものもありますが、医療共済保険には解約返戻金がない場合が多く注意が必要です。
加入する共済保険がどのような契約になっているのかも確認しておくようにしましょう。
共済医療保険は、保障範囲が広く掛金も割安で見舞金がでるというメリットはありますが、解約返戻金がない、高齢者は加入できないなどのデメリットもあります。
それぞれのメリット、デメリットを知り自身に合った保険を選択しましょう。