医療保険に加入している人は、全体の7割以上にものぼります。せっかく加入している保険ですから、給付金の請求事由に該当する場合の手続きはスムーズに行いたいものです。
請求時に必要になるのが、病院から貰う様々な書類です。どのような物が必要になるのか知っておきましょう。
医療保険の給付金を受け取る場合、病院で必要になるのが診断書です。病院によって金額に差がありますが、一般的に診断書の作成には4千円~5千円程度必要になるでしょう。
ちなみにこれは、契約者本人が負担するものになりますので覚えておきましょう。
また、書き直しがあった場合、2度手間になりますし金額も余計に必要になるため、必ず保険会社から送付される所定の診断書に記入してもらう様にしましょう。
通院や入院をした場合は病院からの領収書が必要になる場合もあります。
これらは、医療保険の給付金請求をする際に必要になりますので覚えておきましょう。
保険会社では、被保険者から連絡がない限り入院や手術などをした事実を把握する事はできません。ですから、医療保険で給付金を受ける場合には加入している保険会社やコールセンターなどに、被保険者が速やかに連絡をする必要があります。
入院や手術の給付金は本人の請求によって支払われますが「指定代理請求人」がいる場合は代理人が請求する事ができます。
生命保険会社に連絡を入れる際には、保険証券番号、被保険者の氏名、入院日、手術日などが聞かれますので、事前にわかる様に手元に用意をしておくと、保険会社の担当者とスムーズな受け答えができるでしょう。
保険会社に連絡をすると、後日給付金の請求に必要な書類が送付されますので、それに従って必要書類を取り揃え、保険会社に返送します。
診断書は原則保険会社所定のものを使いますが、入院日数や、支払われる入院給付金の合計によっては、診断書の添付を不要とする保険会社もありますので事前に確認しておきましょう。
その後、保険会社で書類をチェックして、給付金の支払い対象かどうかを判断します。保険会社内の審査で給付金支払い対象と判断された場合は、給付金を受け取る事ができます。しかし、給付金の請求権には3年の時効があるため請求漏れのない様に注意しましょう。