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間違われやすい骨折と捻挫!それぞれの症状や見分け方

2018.04.18
分類:医療保険

骨折や捻挫は、日常生活のふとしたことでつまずいたり、階段で足を踏み外したりすることで起こる身近な疾病です。
しかし、骨折と捻挫は素人ではなかなか判断がしにくく大したことはないと放置しておくと後に後遺症が残ったりする危険もあります。骨折と捻挫の症状の違いや、見分け方などについて詳しくみてみましょう。

 

【捻挫の症状】


捻挫は伸ばすと痛みが出て、重症になった場合足の指先まで腫れることもあります。
捻挫の特徴的な症状を見てみましょう。

・伸ばした時に激しい痛みがある
・足の指先まで腫れがみられる
・内出血がある
・後遺症として関節の固さが残る

捻挫は一度すると癖になると言われますが、繰り返し捻挫をすると足の関節を支える靭帯が弱り捻挫をしやすくなるからです。

 

【骨折の症状】


骨折は段々激しい痛みが出て、激痛から夜中に眠れなくなる人もいるほどです。
骨折の特徴的な症状は下記のようになっています。

・我慢できない激痛がある
・折れた部分が明らかに変な方向に曲がっている
・数日経ってから内出血が起こる
・出血や炎症によって徐々に患部が腫れてくる
・広範囲にあざができる場合がある

骨折は、捻挫に比べ激痛があること、明らかにおかしな方向に骨が曲がっている、数日経って内出血をするなどの違いがあります。
また骨折時の応急処置として、すぐに冷やす、心臓よりも上にして安静にする、包帯や添え木などで固定するという方法がありますので覚えておきましょう。

 

【見分け方のポイント】


骨折と捻挫を見分けるポイントを知っておくと、いざという時にも慌てずに済みます。
捻挫と骨折の大きな違いは痛み、腫れ、骨の変形があります。

・激痛がある
・腫れが数日経っても引かない
・骨の変形や曲がり方に特徴がある

このような場合は、骨折が疑われますので早急に医療機関を受診して適切な処置を施しましょう。
骨折しているのに、そのまま放置して適切な処置をしなかった場合将来骨の変形や、歩行時の痛みなどの後遺症が残る可能性もあります。

 

【まとめ】


痛みが何日経っても引かない、だんだんひどくなってきた、骨の変形が著しい、腫れがひどく内出血をしているという場合は自己判断をせずにまずは骨折を疑いましょう。
外傷の中でも骨折は非常に患者数が多く、誰の身にも起こり得るものです。この程度なら捻挫だろう、大丈夫と安易に判断せず骨折の症状と比較しながら慎重に判断しましょう。