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再発しやすいと言われる脳梗塞、再発防止の為にできること

2016.06.22
分類:医療保険

脳梗塞は脳の血管が細くなったり、血栓ができ血管が詰まったりすることでおきる病気です。さらに、一度発症すると再発の可能性がとても高く、再発を繰り返すたびに、病状が悪くなっていく病気とも言われています。発症前の症状や、再発防止の為にできる事などを詳しく見ていきましょう。

【脳梗塞の前兆】

脳梗塞が発症するまえには、いくつかの前兆があります。以下に記載しますので、覚えておき、早期発見に繋げましょう。

・ろれつが回らなくなり言葉が出なくなる。

・顔に歪みがみられる。

・片方の手足に力が入らない。

・片方の目が見えにくくなり、視野が狭くなる。

・何もないのに、つまずくことが多くなる。

などの症状が見られたら、脳梗塞の前兆かもしれませんので注意が必要です。

【発症リスクの高い人】

発症しやすい人の特徴は、高血圧の人です。最高血圧が140以上、もしくは最低血圧が90以上で高血圧と診断されます。その他には糖尿病の人、脂質異常症、肥満、心房細動(心房が1分間に100~150回以上不規則に振動する不整脈)高尿酸血症、痛風、喫煙、などが挙げられます。喫煙者は1日20本以上煙草を吸う人は、非喫煙者に比べて、男性は2倍、女性は4倍以上も発症のリスクが高まると言われています。

【再発予防の為に出来る事】

脳梗塞を発症させない事は勿論ですが、もし発症してしまった場合は、再発は絶対に避けたいところです。再発予防の為にできる事、気を付けることなどをみてみましょう。まず食事を改善する事がとても大事になってきます。規則正しい食事時間や、回数、栄養バランスの整った食事をするようにしましょう。また、脳梗塞の発症を予防する為に、血液をサラサラにする、食べ物玉ねぎや、しょうが、などを毎日の食事に積極的に摂りいれましょう。そして、脳梗塞を予防する、健康食品もあります。プロポリスや、レシチン、食物繊維などは予防の効果が高いと言われていますので、これらの健康食品を利用するのもいいでしょう。水分補給は、血液がドロドロになって流れにくくなるのを防ぐ為にとても重要になってきます。就寝前、起床後などにコップ1杯の水を飲むとよいでしょう。日々の生活では、軽い運動を取り入れたり、禁煙を心がけたり、飲酒を控えるなどが脳梗塞の予防に大きく関係してきます。

【まとめ】

脳梗塞は早期発見、早期治療がとても重要な病気です。いかに前兆に早く気づき、的確な治療を行うかによって、その後の麻痺の程度や、患者自身の生活、家族の生活も全く変わってきます。しかし、一番大事な事は脳梗塞を発症させないようにする事ですので、日々の生活に気を付け、体質改善や、食生活、生活習慣の改善などに努力しましょう。