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脳卒中の症状の現れ方、発病したらどうすればいいのか?

2016.06.24
分類:医療保険

脳卒中は、再発率が高く年間5~10%になると言われています。再発の危険は勿論ですが、症状の現れ方や、発病したらその場にいる人は、どうしたらいいのか、などについても、いつどこで、起こるかわからない病気ですので、知っておいた方がいいと思います。それでは詳しく見ていきましょう。

【脳卒中の症状の現れ方や特徴】

脳卒中の症状は、様々で突然に意識がなくなり倒れる人もいれば、脳卒中かどうか判断に迷うような症状の人もいます。代表的な症状について、書いてみましたので、ぜひ覚えておきましょう。

・食事中に、箸や食べ物を度々落とす。

・ろれつが回らない。

・体の半分に異常が起き、片方だけ見えにくくなったり、顔の半分や、手足の半分の感覚がおかしい。

・相手の言葉が理解できず、また自分の言いたいことも言えない。

・半身に力が入らない、バランスが保てない。

・頭が急に痛くなり、意識がもうろうとする。

・ぐるぐるとめまいがする

突然にバッドで殴られたような、激しい頭痛がある場合はクモ膜下出血の恐れもあります。症状の特徴は、体の片側に運動や、感覚の異常が急に出る点です。

【発症したらどうするのか?】

発症したら、脳卒中は時間との闘いになります。発症後3~6時間以内に適切な処置と治療を行わなければいけません。早期に治療を行うかどうかが、その後の麻痺や、症状の悪化、合併症の発症の有無、などに関係してくるため、早期治療がとても重要になってくるのです。ですから、発症したら一刻も早く専門医を受診するようにしましょう。

【脳卒中の予防の為のポイント】

脳卒中は、発病する前に予測して、発病を防ぐ事ができる病気です。脳卒中予防の為に出来る事を見ていきましょう。30歳を過ぎたら、自分の血圧を測定し、コントロールするようにしましょう。食事は塩分控えめで、コレステロールを下げる努力をしましょう。仕事に追われて、ストレスを溜めすぎないようにして、リラックスできる場所と時間を持つ事も大事です。また、定期検査や、脳ドッグを受け脳の状態を把握しておく事も必要です。

【まとめ】

脳卒中は、三大生活習慣病の一つで、発病すると死に至る事もあるとても危険な病気です。万が一、最悪のケースを免れても、体の麻痺や、言語障害、意識障害などの重い障害や、体に麻痺が残る事が多いのです。このようなリスクから身を守る為に、生活習慣を改め、食事の改善を行い、脳卒中を予防するように心がけましょう。