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医療保険金受け取りの際に知っておきたい確定申告の基礎

2019.02.23
分類:医療保険
【はじめに】 近年は給付金の種類が増え、入金給付金や手術給付金、通院給付金などがあります。申請した給付金の受け取りができるとうれしくなるものです。 ただし、確定申告の際、受け取った給付金をどのように処理すればいいのかわからないと、頭を抱える人も多いかもしれません。 今回は確定申告の際に必要となる給付金の特徴や確定申告の際に気を付けるべきポイントを紹介します。

【給付金と税金の関係】

医療保険の受け取った際、税金はどう払えばいいのでしょうか? 収入があると税金の支払いが必要となるのではないかと考える人は多いでしょう。しかし個人が保険会社から受け取る給付金には、金額に関係なく非課税となります。 そのため、給付金の申告をする必要はありません。ただ、非課税で受け取った給付金を相続した場合は相続税の対象となりますので注意が必要です。

【医療保険給付金と医療費控除】

上記のように保険会社から受け取った給付金は、税金の申告をすることはありません。 ただし、医療費控除の申告をするときは正しく処理する必要があります。確定申告のときに医療費控除を受けるには、支払った医療費から受け取った給付金を引いて申告する必要があります。

【確定申告のときに知っておくべきこと】

手術が必要となる入院をする人の多くが保険に加入しています。 確定申告のときに重要なのが、その受け取った給付金がどのような治療を受けて支給されたものなのか知っておくことです。 ちなみに歯の治療を受けた場合、保険給付金は出ず、全額自己負担になってしまいます。(ただし公的医療費は適用されます)結果的に歯科治療を受けたのであれば、その年の医療費控除を受けられる可能性は高くなります。 確定申告の際に知っておくと役立つ情報を予め把握しておくことができれば、いざというときに焦ることなく、冷静に賢く節税することができるでしょう。

【まとめ】

いかがだったでしょうか。今回は税金と給付金について紹介しました。税金について詳しくない人でも医療保険の受け取りの際の、確定申告のポイントを理解できたでしょう。 確定申告の際は給付金がどのような理由で支払われたのかしっかりと理解することで申告をスムーズに行うことができます。 誤った知識で申請を行ったり何も知らないまま申請をしたりしてしまうと、医療費もかかり、税金も多くかかってしまって損です。 申請を行う前に必ず必要なことを学んでおきましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。