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複数の生命保険に加入するメリットとデメリットとは?

2017.02.13
分類:医療保険

日本は保険大国と呼ばれ、多くの人が保険に加入しています。
中には、複数の生命保険等に加入している人もいますが、保険に複数加入するメリットと、デメリットについてみてみましょう。

 

【保険を複数契約するメリット】


保険を複数加入するメリットとしては、以下のようなものがあります。

・保険会社や、保険商品によっては保険の良いところ取りができます。
保険会社や、保険商品の強いところや、特徴がありそれらを組み合わせる事でよりよい保障を得る事ができます。
例えば、基本部分についてはA社の保険で備え、利回りのよい外資系のB社の保険で貯蓄性を高めるなどの方法ができます。

様々なリスクに備える事が可能
保険会社によっては、大規模災害に保険金が払われるものと、支払われないものがあります。
また加入している保険会社が、倒産するリスクもあるでしょう。
複数の保険に加入する事で、これらのリスクに備える事ができるのです。

担当者が複数
1つの保険にしか、加入していない場合は保険の担当者は1人です。複数の保険に加入している場合は担当者が複数人いる為、幅広く色々なアドバイスを聞くことができます。

 

【複数の保険に加入するデメリット】


複数社の保険に加入するデメリットとしては、加入時や保険金の請求時の手続きが面倒になる事があります。
保険金の請求時には、診断書なども保険会社分必要になります。受取時だけでなく、保険の見直し、口座変更、受取人の変更などの場合も手続きが大変になります。
また、複数保険に加入する事で当然毎月の保険料も高額になります。

 

【生命保険は複数から支払われる?】


自動車保険や、損害保険等は複数社加入していても、実際の被害金額分しか支払われませんので、多数加入していてもその分多くの金額が貰えるわけではありません。
しかし、医療保険や生命保険では複数社加入しているとそれぞれの保険から保障内容に応じた保険金が支払われます。
ですから、生命保険や医療保険は複数社加入している人も多くいます。

 

【まとめ】


保険に加入する場合は、自分が保険に加入する目的、どれくらいの保障が必要か、毎月の保険料の負担額などをしっかりと考えてから慎重に行いましょう。
加入時には、無駄な保険に多く加入するよりも、自分に本当に必要なものを見極める事が最も大事になってくるでしょう。
もし複数の保険に加入している人で、どれを削減したらよいのかわからない場合は保険のプロに相談したり、保険の無料相談会などに顔を出してみるといいですよ。